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平成27年9月理事長定例記者会見

理事長定例記者会見

奥村理事長の定例記者会見のトピックスをお伝えします

日時:平成27年9月10日(木) 11:00-11:45

場所:JAXA東京事務所 B1F プレゼンテーションルーム

司会:広報部長 上垣内茂樹

 先日打ち上げられた「こうのとり」5号機(HTV5)には、千葉工業大学、ブラジルの小型衛星が搭載されていますが、これら小型衛星の「きぼう」からの放出日時が確定しましたので、そのご報告です。放出は、平成27年9月17日を予定しています。油井飛行士も放出にかかる作業を担当しております。

 平成28年度の予算要求として、文部科学省より概算要求が出されました。JAXAに関しては、次期技術試験衛星、先進レーダ衛星、新型宇宙ステーション補給機(HTV-X(仮称))、小型月着陸実証機という大きく4つの柱を立てています。

 8月26日の油井宇宙飛行士のVIPコールにおいて安倍内閣総理大臣からご紹介されたように、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在をする7人目の日本人宇宙飛行士に金井宣茂宇宙飛行士を任命しました。金井宇宙飛行士もチームジャパンの一員として、国が進める科学技術政策、とりわけ健康・医療分野などでの成果が期待される宇宙医学や生命科学実験での成果創出に向けて医師としての専門能力を存分に発揮して活躍してくれるものと期待しております。きぼうは生命医学と創薬に力を入れているとお伝えしており、それに繋がる活動を期待するとともに、日本人宇宙飛行士の活躍により次代を担う若者の科学への好奇心を高めると期待しております。金井宇宙飛行士の滞在は平成29年冬頃からを予定しています。

 今週火曜日に、下村文部科学大臣から閣議後記者会見で発表がありましたが、JAXAは、9月8日に、「きぼう」からの小型衛星放出に関する協力取り決めを国連宇宙部と締結しました。これは、我が国が有する宇宙技術を活用して、国連との協力のもとで途上国の宇宙能力(宇宙開発・利用能力)強化を進めているものです。JAXAにとっては、「きぼう」からの超小型衛星の放出の機会提供を国連などを通じて進めることは、「きぼう」利用の成果最大化に向けた国際貢献の取り組みとなっています。

 7月27日にプレスリリースと記者会見を行っていますが、7月24日にスウェーデン・エスレンジ実験場で低ソニックブーム設計概念実証プロジェクト第2フェーズ試験(D-SEND#2)を行い、超音速飛行に成功するとともにソニックブームの計測に成功しました。ソニックブームを低減する設計技術の実証は、引き続き解析を進めているところです。10月末にカナダ・モントリオールで開催される国際民間航空機関(ICAO)の超音速機タスクグループ(SSTG)へ、プロジェクトのデータを提供する予定でです。

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