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平成27年11月理事長定例記者会見

理事長定例記者会見

奥村理事長の定例記者会見のトピックスをお伝えします

日時:平成27年11月12日(木) 11:00-11:45

場所:JAXA東京事務所 B1F プレゼンテーションルーム

司会:広報部長 上垣内茂樹

 宇宙探査イノベーションハブをJSTの支援事業の中でご承認いただいて、中身の構築をしてまいりましたが、本日から研究のテーマ募集をいたします。これは以前にもここでご紹介しましたが、4月から独立行政法人から国立研究開発法人に衣替えをしました。これは名前が変わっただけではなく、実質的に国立の研究開発法人として機能するようにということで、その支援事業としてJSTが中心になって、独法の仕事の仕方、研究開発法人の仕事の仕方を変えなさいという主旨の提案の募集を行って、JAXAも提案しました。それがイノベーションハブ構築事業であり、それが採択され、JSTから向こう5年間に渡ってご支援をしていただけることになりました。今回のテーマの我々の一つの仕事は、これまでの宇宙プロパー企業以外の方々からも広く各方面から技術を集めて、日本的な宇宙探査技術を造っていこうという主旨で、これまでも社外の皆様にご説明をし、ご意見を伺ってきました。今回のRFPの前段階のRFIでは、107件のご提案をいただきました。その中身を拝見いたしますと、半数以上がこれまでのいわゆる宇宙企業ではない企業からご提案いただきました。私どもの考えている趣旨が多くの企業の皆様にご理解されてきていると考えています。今後RFPを発出し、具体的なテーマ提案をいただき、今年の12月末までには研究テーマを決定する予定で、来年1月から研究を実施する段取りで考えています。是非多くの皆様からテーマ提案をしていただきますように、あらためてこの機会を使ってお願いをいたします。なお、締め切りは今月25日の水曜日です。

 革新的衛星技術実証プログラムについて、テーマの公募を行ってまいりましたが、これまでに30件の応募がありました。今回ご提案いただいた内容についてJAXA内で精査を進めて、政策主旨、プログラム趣旨に合うものを選んでいきます。ご提案いただいた皆様と技術的な調整を進めています。年内にはテーマを決定したいと考えています。年明けて、年度内にシステムを検討する企業を選定する段取りを考えています。

 油井宇宙飛行士の帰還日について、ホームページでお知らせしております通り、油井宇宙飛行士が当初予定していた日にちより早く、12月11日に帰還することで調整が始まりました。まだ正式に決まったわけではありませんので、決まりましたら改めて皆様方にご報告いたします。

 私共の研究開発活動と同時に進めています宇宙教育について、宇宙教育推進室は、広く児童、学生、その指導者の先生方に、宇宙を通して理科教育へ関心を持ってもらう、科学的な課題解決能力の向上を図る等を進めてまいりましが、そこの責任者を外部から募集しており、11月1日付で桜庭望さんを招聘することに決めました。本日私の話の後に、皆様方に桜庭室長をご紹介いたします。長い間北海道を中心に教育の現場に立っておられた方で、私どもの趣旨をさらに一層強力に推し進めていただける方ではないかと、私も大きな期待を持ってその活動を見守っていき、また支援をしていきたいと考えています。

 はやぶさ2のスイングバイについて、先月にも申し上げましたが、12月3日を予定しています。そのスイングバイに向けた軌道の微修正を11月3日に行い、正常に狙い通りの作業として終了しました。現在、最新の軌道の状況を見ながら、2回目をやるか要否を検討しています。今のところ順調です。

 あかつきは12月7日に金星周回軌道投入を目指して、現在順調に進んでいます。今年の7月に軌道制御を3回実施して、8月にも近日点を通過する、厳しい環境を経験しましたが、今のところ順調に進んでいます。

 X線天文衛星「ASTRO-H」は今年度の打ち上げを計画しています。現在、衛星は筑波宇宙センターにあり、最終の確認試験を実施しています。この試験で合格しますと、種子島へ移送されます。つきましては、11月27日(金)に筑波宇宙センターにおきまして、報道機関の皆様にASTRO-Hの機体公開及びプロジェクトの説明会を開催させていただく予定です。是非、大勢の皆様にご参加いただければと思います。

 最後ですが、今月24日に打ち上げを予定していますH-IIAの29号機は、現在順調に整備、確認が進んでいます。特に課題が無ければ予定通り24日に打ち上げられます。

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