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平成28年3月理事長定例記者会見

理事長定例記者会見 奥村理事長の定例記者会見のトピックスをお伝えします

日時:平成28年3月17日(木) 11:00-11:40
場所:JAXA東京事務所 B1F プレゼンテーションルーム
司会:広報部長 庄司 義和

役員人事

 既にお知らせ等でご紹介しておりますが、2月26日付で中橋理事が退任いたしまして、3月1日付で伊藤文和氏が理事に就任されました。伊藤理事には、中橋前理事の業務を引き継いでいただくということで、航空技術部門長を併任していただきます。本日、私の話の後に、伊藤新理事から理事就任にあたっての自己紹介、意気込み等を語っていただきます。

ワークライフ変革推進室の設置

 4月1日の組織改組にて、新たにワークライフ変革推進室を設置することに決めました。これは、これまでにありました男女共同参画推進室を平成25年10月に設置し、女性の活躍の後押しをする施策を進めて参りましたが、今回、今年の4月から新たに女性活躍推進法も施行になるというタイミングであること、それから私共も昨年国立研究開発法人という新たな、より創造的な仕事の成果を求められる機関に変わったことといったような背景をみて、より拡大、男女共同参画以外にも、全体の仕事の仕方の変革を目指すと言う意味で、ワークライフ変革推進室の設置を決めました。この中には、これまでの男女共同参画推進も引き継いで行う予定です。一言で言えば、スタッフ、職員の一人一人の労働生産性を上げていくことを目指しています。そういった意味でも、残業の多い職場の仕事の仕方を変えることによって、結果的に残業を削減していく、あるいは女性の職員をより後押しして、数的に質的にもさらにJAXAにとって貢献できる仕組みを少しずつですが作っていきたいと考えています。

外部からの表彰

 陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)が、これまで災害情報をタイムリーに発信したり、あるいは火山地域の地面の隆起を予め観測していることを皆さんにご報告してきましたが、このような成果が、総務省の中央非常通信協議会で表彰されることになりました。実績をご評価いただいたものと私共は考えており、大変ありがたいと思います。引き続き正確な情報を早くお伝えし、防災に少しでも貢献できるように、これからも業務を進めて参りたいと考えています。

未来共創セミナーの開催

 3月23日(水)に株式会社電通さんと一緒に、未来共創セミナーを予定しております。すでにホームページ等でご紹介しておりますが、宇宙という場をどのように将来作っていくのか、宇宙というのは大変多面的な顔を持っています。宇宙技術でもあり、子供の夢でもあり、それからもちろん地上に役に立つ衛星を使う場でもあり、なかなか一言では捉えきれない多面性を持っています。そういった宇宙の将来をどのように作っていくか、従来の宇宙に関わってきた企業だけではなく、幅広い産業、企業のご参加を得て、討論をして参りたいと思っています。

金星探査機「あかつき」(PLANET-C)

 前回ご心配をおかけしましたが、あかつきの通信が途絶えた件については、原因を究明し、また対策を立てることがすでに出来ております。通信が途絶えることは致命的なことですので、再発防止ということでマニュアル等に落とし、具体的な対策を立てたところです。

X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)

 クリティカルフェーズが完了し、現在順調です。軟X線分光検出器(SXS)も低温に達し、その他の機器の検証を進めており、機能確認を行っています。

小惑星探査機「はやぶさ2」

 3月22日(火)にイオンエンジンでの運転を開始します。5月中旬頃までイオンエンジンを噴かす予定です。詳細が決まりましたら皆様方にご紹介いたします。現在、はやぶさ2は地球からの距離約2854万キロを航行しています。

気象影響防御技術コンソーシアムの発足

 航空部門で次世代航空イノベーションハブを昨年4月に作りましたが、そこの活動で、民間航空機の航空の安全飛行をする技術をさらに進化させようということで、エアライン、メーカ、研究機関等18機関合同で「気象影響防御技術コンソーシアム(WEATHER-Eyeコンソーシアム)」を発足させることになり、その連携協定を結びました。この内容については、別途報道関係者の皆様方にご紹介する機会を設けており、3月28日(月)14時から説明会を開催します。

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