15〜25年先の次世代航空機のための技術開発
将来の民間航空輸送は、従来のエアラインに加えて、LCC(ローコストキャリア)の拡大や小型機による利便性の高い輸送形態の拡大等、多様化が進展し、従来に比べて飛躍的に運航の自由度を高めた新しい航空輸送システムが発展すると予想されています。一方で、地球温暖化や航空輸送需要増大を背景として、燃料消費量の削減に対する要求が益々強まることも予想されます。
本プロジェクトでは航空機の脱化石燃料化も視野に入れ、高い環境適合性の実現を目指した研究開発を行っています。そのキー技術となるのが、航空機用に特化した電動推進システムであり、電動化の利点を最大限活用して付加価値を高める一方、電動化に必要な課題を克服するための要素研究も行っています。

電動化航空機の将来構想図
過去に実施した研究開発
2001年度から2007年度まで、未来型航空機技術の研究開発として、独自の考案による、軽量・小型の垂直離着陸用ファンの開発をもとにした、静かで高速飛行が可能な垂直離着陸航空機(クラスターファンVTOL)の研究を実施しました。