国産旅客機の開発

チームリーダが語る私たちのミッション


JAXA国産旅客機チームでは、安全性、快適性、環境適合性、経済性を高める技術の更なる高度化を目指しています。
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JAXA環境適応エンジンチームは、エコエンジンプロジェクトを全面的に支援し、一歩先を行くクリーンエンジン技術の研究にも取り組んでいます。
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プロジェクト概要


プリント
JAXAでは低燃費、低騒音で環境にやさしい国産旅客機の実現に向け、クリーンエンジンや空力技術、複合材、操縦システム等の研究開発を行っています。

国産旅客機技術の研究


2007年度末に国産ジェット旅客機の事業化が決定され、2011年度の初飛行、2013年度の市場投入を目指して開発が進められています。わが国ではYS-11以来、約半世紀ぶりの国産旅客機の開発です。開発機は同サイズの従来機に比して20%以上もの燃費向上を実現する、環境に優しいハイテク機です。航空機の環境適合性向上は世界的に重要課題となっており、わが国においても、2003年度から新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によって「環境適応型高性能小型航空機研究開発」プロジェクトが実施されました。このプロジェクトは低燃費、低騒音、操縦容易性を実現する航空機関連技術の研究開発を行うもので、JAXAでは同時期にプロジェクトチームを立ち上げ、共同研究機関として参画してきました。
本プロジェクトでは燃費向上、騒音低減、安全性向上等に関するニーズの高い技術の研究に取り組んでいます。研究テーマは、空気力学、機体騒音、空力弾性、構造安全、複合材、操縦システム、各種試験技術など航空機開発に不可欠な多くの分野をカバーしています。航空機メーカーとの共同研究を通じて、これまでJAXAで培ってきた数値流体解析、風洞試験計測、構造解析、低コスト複合材、飛行シミュレーション等の最先端の研究成果を実機設計開発に適用可能な水準に高めることが目標です。


クリーンエンジン技術の研究

近年、世界的な航空輸送量の増加や地球温暖化問題などを背景として、航空機から排出されるCO2(二酸化炭素)やNOx(窒素酸化物)の削減、さらに空港周辺の環境を良くする騒音低減化を実現する環境適合化技術が求められています。
JAXA では、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「環境適応型小型航空機エンジンの研究開発」(エコエンジン)プロジェクト等に参加している企業と協力して、NOx排出量を国際民間航空機関(ICAO)の定めた基準(CAEP4)の半分以下に減少させる燃焼器の研究を行っています。またCO2排出量の少ない燃費の良いエンジンを実現するには燃焼温度の高温化が必要ですが、その高温化に欠かせないタービン翼冷却技術と耐熱材料評価技術、さらに騒音を低減するための騒音評価技術と騒音低減化技術など、航空環境基準に対して余裕を持って適合でき、環境に優しいエンジンを実現するために必要なクリーンエンジン技術の研究開発を行っています。