H-IIAロケット

運用中

プロジェクト概要


プリント

技術水準・経済性ともに世界のトップレベル
日本の主力大型ロケットH-IIA

現在、主力大型ロケットとして日本で用いられているのはH-IIAロケットです。日本初の純国産ロケットH-IIロケットで培われた技術をもとに、人工衛星の打ち上げ・国際宇宙ステーションへの補給などの多様な輸送需要に、高い信頼性を確保しつつ、低コストで対応するために開発されたロケットです。設計の簡素化や製造作業・打ち上げ作業の効率化によって、打ち上げコストを2分の1以下に抑えるなど、世界的にも有数のコストパフォーマンスを誇っています。重量の異なる衛星に合わせて、4形態の標準型ロケットから選択できるなど、運用面でも柔軟に対応しています。ロケットの大きさは、H-IIA試験機1号機の場合、本体は直径4メートル全高53メートル。敷地が六畳ひと間の17階ビルといった感じです。
13号機から、H-IIAロケットの打ち上げ事業は三菱重工業に移管され、JAXAは打ち上げ安全監理業務(地上安全確保業務、飛行安全確保業務、カウントダウン時の総合指揮業務等)を実施しています。



打ち上げ実績

号機型式打ち上げ日ペイロード
22号機 H2A
202
2013/1/27 情報収集衛星
21号機 H2A
202
2012/5/18 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)
小型実証衛星4型「SDS-4」
20号機 H2A
202
2011/12/12 情報収集衛星
19号機 H2A
202
2011/9/23 情報収集衛星
18号機 H2A
202
2010/9/11 準天頂衛星初号機「みちびき」
17号機 H2A
202
2010/5/21 金星探査機「あかつき」(PLANET-C)
小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」
16号機 H2A
202
2009/11/28 情報収集衛星
15号機 H2A
202
2009/1/23 温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)
小型実証衛星1型「SDS-1」
14号機 H2A
2024
2008/2/23 超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)
13号機 H2A
2022
2007/9/14 月周回衛星「かぐや」(SELENE)
12号機 H2A
2024
2007/2/24 情報収集衛星
11号機 H2A
204
2006/12/18 技術試験衛星VIII型「きく8号」(ETS-VIII)
10号機 H2A
202
2006/9/11 情報収集衛星
9号機 H2A
2024
2006/2/18 運輸多目的衛星新2号「ひまわり7号」(MTSAT-2)
8号機 H2A
2022
2006/1/24 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)
7号機 H2A
2022
2005/2/26 運輸多目的衛星新1号「ひまわり6号」(MTSAT-1R)
6号機 H2A
2024
2003/11/29 情報収集衛星
※SRB-Aの1本の分離ができず、高度および速度が不足することから指令破壊しました
5号機 H2A
2024
2003/3/28 情報収集衛星
4号機 H2A
202
2002/12/14 環境観測技術衛星「みどりII」(ADEOS-II)
小型実証衛星「マイクロラブサット1号機」
鯨生態観測衛星「WEOS」
豪州小型衛星「Fed Sat」
3号機 H2A
2024
2002/9/10 データ中継技術衛星「こだま」(DRTS)
次世代型無人宇宙実験システム「USERS」
試験機
2号機
H2A
2024
2002/2/4 民生部品・コンポーネント実証ミッション「つばさ」(MDS-1)
H-IIAロケット性能確認用ペイロード3型「VEP-3」
DASH(高速再突入実験機)
試験機
1号機
H2A
202
2001/8/29 レーザ測距装置「LRE」
H-IIAロケット性能確認用ペイロード2型「VEP-2」

エンジン燃焼試験

H-IIAロケット、H-IIBロケットには、第1段機体にLE-7Aエンジン、第2段機体にLE-5Bエンジンを搭載しています。
液体酸素・液体水素を推進剤とするこれらのエンジンは、世界のロケットエンジンと比べても小さく、高性能です。それぞれのエンジンは、ロケットに搭載されるまでに、地上で数々の燃焼試験を繰り返し、その性能・機能を確認します。

パンフレット