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人工衛星・探査機による貢献 全球降水観測計画/二周波降水レーダ「GPM/DPR」

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2018年12月10日 更新

地球観測衛星による雨及び雹データ等を活用したパナソニック社サイト「Rain Power Graph」が公開されました

地球観測衛星による雨及び雹データ等を活用したパナソニック社サイト「Rain Power Graph」が公開されました

JAXAは、衛星データの民間利用推進を目的に数種類の衛星データを提供し、それらをもとにパナソニック株式会社 エコソリューションズ社の雨とい事業60周年記念サイト「Rain Power Graph」が公開されました。
同サイトでは、全国100地点の「気象に関する5つの指標(降雨量/瞬間降雨量/瞬間最大風速/降雪量/UVインデックス)」を同社が偏差値化し、家が受ける気象の脅威に関する項目の全国偏差値を水滴グラフで確認できる仕様になっており、衛星データを「家」という視点で編集加工して閲覧できるようにした取り組みです。

全球降水観測計画/二周波降水レーダ「GPM/DPR」とは

GPM主衛星と副衛星群で
3時間毎の全球降水観測へ

21世紀は「水の世紀」と言われています。水は地球環境を特徴づける重要な要素であり、私達の生活や経済活動を左右します。
今、私達は世界各地で水不足、洪水等、多くの水の問題に直面しています。
更に温暖化や気候の変化により地球上の水の循環が影響を受け、大雨や旱魃等の異常気象が増えることが予想されます。
これらの問題を解決するために必要なことは、淡水資源の源である降雨を正確に把握し、異常気象への予測や対策の技術を向上させることです。

熱帯の降雨量の観測について

日本は、NASAと共同の熱帯降雨観測衛星「TRMM」で、熱帯の降雨量の観測を行ってきました。
全球降水観測計画(GPM)では観測範囲を高緯度まで広げ、より高精度、高頻度の観測を目指します。

GPM計画について

GPM計画は二周波降水レーダー(DPR:Dual-frequency Precipitation Radar)とマイクロ波放射計を搭載した主衛星と、マイクロ波放射計を搭載した副衛星群とからなるスケールの大きな観測計画です。
日本(JAXA)とアメリカ(NASA)が中心となり、米国海洋大気庁(NOAA)、フランス、インド、中国等との国際協力により実現します。
JAXAは、主衛星の打ち上げと、情報通信研究機構(NICT)と協力して主衛星に搭載されるDPRの開発を担当しました。主衛星の本体および主衛星に搭載されるマイクロ波放射計はNASAが開発を担当。
マイクロ波放射計を搭載する副衛星群については、NASA、NOAA、フランス、インド、中国等の機関が開発を担当します。これら、複数機の副衛星群により、約3時間毎の全球降水観測が可能になります。

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