場所： 東京事務所プレゼンテーションルーム
司会： 広報部長 舘 和夫
・スペースシャトルSTS-131ミッションについて
・政府要人との交信（VIPコール）について
・「きぼう」日本実験棟における科学分野の実験について
・協力協定関連
・シンポジウム等
・今後の予定について
スペースシャトルSTS-131ミッションについて
スペースシャトルSTS-131が4月5日に予定通り打ち上がりました。今回は私も打ち上げに行きました。
今回のスペースシャトルミッションの特徴は、まず、日本人の搭乗としては最後の打ち上げになります。1992年の毛利宇宙飛行士の打ち上げから始まって、これまでに日本人宇宙飛行士7名が計12回スペースシャトルに搭乗しました。次に、野口、山崎両宇宙飛行士の2名が同時に国際宇宙ステーション（ISS）に滞在することになったことです。NASAのチャールズ・ボールデン長官も打ち上げ前のブリーフィングの際に日本人宇宙飛行士2名が同時にISSに滞在することを紹介してくださいました。
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政府要人との交信（VIPコール）について
ISS滞在中の野口、山崎両宇宙飛行士と政府要人との交信（VIPコール）を4月12日に首相官邸で行いました。今回は、首相官邸にて前原宇宙開発担当大臣と平野官房長官にご参加いただきました。また、山崎宇宙飛行士の出身地である千葉県松戸市の小中学生を中心に6名の子供たちも一緒に交信しました。
「きぼう」日本実験棟における科学分野の実験について
「きぼう」船内実験室 第2期利用後半期間に向けた実験候補テーマを選定しました。科学分野の候補として、生命科学で15件、物質科学で4件が決まりました。これから、どのテーマが具体的に実験できるかを選定する検討に入り、2012年頃に開始する予定です。
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協力協定関連
陸域観測技術衛星「だいち」を用いた防災利用実証実験に関する協力を広げており、三重県、高知県、徳島県と協定を締結しました。
4月12日にオランダ経済担当大臣の来日立ち合いの下でオランダ宇宙局（NSO）とJAXAとの宇宙科学分野等の機関間協力協定を締結しました。
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シンポジウム等
3月24日に「JAXA産業連携シンポジウム2010」を開催し、627名の多数の方に参加いただき今年も盛大に行われました。
4月3日に月探査ナショナルミーティング（内閣官房、文部科学省、JAXA主催）を開催し、444名の方に参加いただきました。この場で出た国民の意見を今後の月探査に反映できればと思っています。
今後の予定について
・山崎宇宙飛行士搭乗スペースシャトル「ディスカバリー号」（STS-131）の帰還（4月19日予定）
・「地球観測衛星による気候変動監視への期待」シンポジウム（4月15日＠ホテルパシフィック東京）
・国際宇宙ステーション（ISS）シンポジウム（4月19日（月）〜21日（水）＠ベルリン）
・筑波宇宙センター 特別公開（4月17日）
・調布航空宇宙センター 一般公開（4月18日）
・角田宇宙センター 一般公開（4月18日）
・増田宇宙通信所 一般公開（5月9日）
・地球観測センター 一般公開（5月15日）