場所：JAXA東京事務所 3Fプレゼンテーションルーム
司会：広報部長 舘 和夫
・国際宇宙ステーション（ISS）について
・宇宙飛行士について
・小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル展示
・ニュージーランド地震の緊急観測について
・その他について
・タウンミーティング等の開催結果について
国際宇宙ステーション（ISS）について
2月27日に「スペースシャトルディスカバリー号（米国）」がISSにドッキングを行い、既にドッキング済みの「ソユーズ宇宙船（ロシア）」「プログレス補給船（ロシア）」「こうのとり2号（日本）」「ATV2（欧州）」と合わせて計5種類6機の宇宙船が軌道上に集結しました。ISS計画に参加している各国の宇宙船全てが一堂に会することは初めてで、大変画期的なことだと思います。
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宇宙飛行士について
今年の5月末から約半年間（第28次/第29次）の予定でISSに長期滞在する予定の古川宇宙飛行士が、訓練のため2月21日に一時帰国しました。24日には筑波宇宙センターで訓練の様子を公開し、その後高木文部科学大臣と玄葉宇宙開発担当大臣を表敬訪問しました。
また、若田宇宙飛行士の2回目の長期滞在が決定し、平成25年末から約半年間（第38次/第39次）の予定でISSに滞在します。特に第39次長期滞在の際はISSコマンダーとして指揮を取りますので、日本人初のコマンダーとしての活躍を期待します。
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小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル展示
「はやぶさ」帰還カプセルの展示は、3月3日までに約44万人の来場者がありました。来年度も引き続き展示を行いますので、さらに多くの方に見ていただけると期待しています。
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ニュージーランド地震の緊急観測について
2月22日にニュージーランド南部で発生した地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被害を受けられた皆さま、そのご家族に、心からお見舞いを申し上げます。JAXAでは、地震の状況について陸域観測技術衛星「だいち」で観測を行いました。観測したデータは、ニュージーランド民間防衛危機管理省をはじめとする各機関に提供しました。少しでも現地の災害対応に役立つよう願っています。
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その他について
2月18日にルース米駐日大使が筑波宇宙センターを訪れ、「きぼう」日本実験棟の運用管制室や水循環変動観測衛星（GCOM-W）などを視察されました。宇宙開発における日米間協力関係の成果などを話し合い、お互いの理解を深めました。
同じく2月18日に、高木文部科学大臣が筑波宇宙センターを視察されました。展示施設であるスペースドームを始め、水環境変動観測衛星（GCOM-W）や「こうのとり」運用管制室などをご覧いただきました。
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タウンミーティング等の開催結果について
・2月16日に桜美林大学プラネット淵野辺キャンパス（神奈川県相模原市）で第59回ダウンミーティングを開催し、116名の方に参加いただきました。
・2月17日に丸ビルホール（東京都千代田区）で「宇宙利用シンポジウム2011」を開催し、431名の方に参加いただきました。
・2月26日に伊勢市生涯学習センターいせトピア（三重県伊勢市）で第60回タウンミーティングを開催し、167名の方に参加いただきました。
・2月28日に東京国際フォーラム（東京都千代田区）で「国際宇宙ステーション『きぼう』日本実験棟利用成果ミニシンポジウム（第1回）」を開催し、109名の方に参加いただきました。
・3月4日に大手町サンケイプラザ（東京都千代田区）で「第4回 相乗り小型副衛星ワークショップ」を開催し、82名の方に参加いただきました。
・3月8日に大手町サンケイプラザ（東京都千代田区）で「JAXA産業連携シンポジウム2011」を開催し、635名の方に参加いただきました。
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