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H-IIAロケット14号機打ち上げ主要制約条件



対象 制約条件
ロケット系
  1. 機体移動時は制限風速以下であること。
    レッドライン:22.4m/s(最大瞬間風速)
  2. 発射時においては、制限風速以下であること。
    レッドライン:16.4m/s(最大瞬間風速)
  1. 発射時の降雨は8mm/h以下であること。
  2. 機体移動開始後の降雨は15mm/h以下であること。
  3. 機体移動開始後は降氷がないこと。
積乱雲の中を飛行経路が通過しないこと。
発射前及び飛行中において機体が空中放電(雷)を受けないこと。(ただし発射時の詳細な気象観測による。)
  1. 射点を中心として半径10km以内に雷雲のないこと。
  2. ノミナル飛行経路から20km以内に発雷が検知された場合には、しばらく発射を行わないこと。
  3. ノミナル飛行経路が雷雲や積乱雲等の近辺を通過する場合には発射を行わないこと。
高層風
  1. 次の投棄物の落下点は飛行計画でさだめられた落下予想区域内にあること。
    ア) 固体ロケットブースタ
    イ) 固体補助ブースタ
    ウ) 固体補助ブースタのノズルクロージャ
  2. エンジン舵角が制限値以下であること。
  3. 飛行中の機体が受ける荷重が設計荷重を越えないこと
飛行安全系 高層風 射点近傍で破壊した場合に、落下破片等による警戒区域外への影響がないこと。
各設備 各設備飛行安全系の各設備が正常に動作すること。
打上げ
時間帯
打上げたロケット及びロケットからの分離物が、軌道上の宇宙物体と衝突しないように配慮した時間帯であること。
保安系
  1. 総員退避区域の無人化確認が図れること。。
  2. 設定区域の海上警戒、監視が可能なこと。
その他 打上げ時間帯は、ロンチ・ウィンドウ内であること。


関連リンク



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