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2008年2月22日 更新 |
このコーナーでは、種子島広報担当の井上ゆりかが、種子島でオススメの観光スポットをご紹介します。
きずなの打ち上げの時も、そうでない時も、ぜひ一度美しいマリンブルーの海に囲まれた種子島と種子島宇宙センターに遊びに来てください!
(「おじゃりもうせ」は種子島の方言で 「いらっしゃいませ」という意味です。)
最終回:天女ヶ倉(あまめがくら) |
[ 2008年2月22日 ] |
西之表市街から約15分。東海岸を北上し、くねくねした細い道を登っていくと天女ヶ倉に到着します。平坦な種子島ですが、ここ天女ヶ倉は標高が237mもあります。見渡す限り水平線が広がる光景が島ならではで爽快です。また、目線を横にずらすと一面に田園風景が広がります。
ここから島を眺めると、種子島は本当に平べったい地形だなと再認識してしまいます。対して隣の屋久島は九州最高峰の宮之浦岳があることから、これら島の成り立ちは全く違うんだと不思議に感じます。
ここ天女ヶ倉では朝日もきれいに見えるようで、初日の出を見るために正月にここまで来たという話を友人より聞きました。相当早起きしなくてはならないでしょうが、種子島にいる間に私も一度はここから日の出を見てみたいと思っています。
第5回:浦田海水浴場(うらたかいすいよくじょう) |
[ 2008年2月19日 ] |
種子島最大の都市、西之表市街から更に北上すると種子島で一番きれいな海といっても過言ではない浦田海水浴場があります。真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海が最高にきれいです。
夏のハイシーズンは多くの海水浴客でにぎわいますが、都会の海のように人が多すぎて泳げないということはありません。種子島では混雑とは無縁です。また、更衣室、トイレやシャワーが整備されているので泳いだ後もベトベトしたまま帰ることもありません。
岩場近くでシュノーケリングすると赤や青の小さな熱帯魚をたくさん見ることができます。初めてこの海に来たときはあまりの透明度に感動したことを覚えています。種子島に来られたらぜひ一度はこの海を見てください。
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白い砂浜と青い海と空。自然があふれています。 |
初夏から秋にかけてはよく同期や先輩たちと泳ぎに来ます。南種子町から車で1時間半かかります。 |
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透き通った海水。冬はさすがに寒くて泳げませんが、晴れていればきれいな海を見ることができます。 |
夏にはハイビスカスの花も咲き、
南国ムード満点です。 |
第4回:増田宇宙通信所(ますだうちゅうつうしんしょ) |
[ 2008年2月12日 ] |
種子島の真ん中の町、中種子町の東に増田宇宙通信所があります。この施設では種子島宇宙センターから打ち上げた人工衛星の電波を受信し、あらかじめ決められた正しい軌道・位置・姿勢を保っているかどうかを監視したり、搭載する電子機器が正しく機能しているかどうかを知るためのデータをとっています。施設内には大きなパラボラアンテナを動かす装置もあります。
※展示内容、装置等は変更される場合があります。
増田宇宙通信所 [MAP]
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増田宇宙通信所の目玉、どでかいパラボラアンテナです。直径18mもあります。 |
展示室の中。
今までに打ち上げられた衛星について分かりやすく説明されています。
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アンテナを駆動させる装置。
レトロです。
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晴れた日は青い空に白いアンテナがよく映えます。
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第3回:男淵女淵の滝(おぶちめぶちのたき) |
[ 2008年1月30日 ] |
中種子町から種子島空港へ向かう76号線を途中で右折すると「男淵女淵の滝」への案内看板が出ています。この滝は2段構成で、上の滝は男淵、下の滝は女淵と呼ばれています。
上の男淵が4m、下の女淵が5mとあまり高低差はありませんが、周りが緑で囲まれとても神秘的な風景です。平坦な種子島ではこのような滝があるのも珍しいようです。
夏にも来たことがありますが、ひんやりして気持ちのいい空気が流れていたことを覚えています。滑りやすいので見学の際は足元にご注意ください。
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駐車場に車を止めて左手側にまっすぐ1本道です。 あっという間に滝に着きます。 |
水の音が心地よく、癒しの空間が広がる。
滝は平坦な地形の種子島では珍しい。 |
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滝の説明看板。ほほーっと納得します。 |
帰り道、ふと視線を感じ振り向くと牛たちに見られていました。 |
第2回:門倉岬(かどくらみさき) |
[ 2008年1月23日 ] |
種子島はロケットの打ち上げ場として、そして鉄砲伝来の地として有名です。
1543年ここ門倉岬に南蛮船が漂着し、それに乗っていたポルトガル人によって鉄砲が日本に伝えられました。平坦に見える種子島ですが、門倉岬は比較的高いところにあり下を望むと断崖絶壁で少し怖い気がします。
奥へ進むと船の形をした展望台があり、中に入ることができます。見渡す限り広がる水平線が爽快です。 ひっそりした場所なので昼間に来られることをお勧めします。
第1回:千座の岩屋(ちくらのいわや) |
[ 2008年1月17日 ] |
千座の岩屋には砂岩でできた洞窟があり、干潮時だけ中に入ることができます。中は人が千人も座ることができるほど広いということから、「千座」という漢字が使われているそうです。
真っ暗な洞窟の中を恐る恐る前へ進むと徐々に明るくなり、海へと出ます。撮影した日は風があったものの快晴だったため、とてもきれいなコバルトブルーの海を見ることができました。
潮の状態によっては洞窟内が海につかっているため、あらかじめ干潮の時間を確認してからお出かけください。種子島宇宙センターから県道75号線を北上すると、ピンクに青字の看板で「千座の岩屋」への案内が出ています。
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「千座」と書いて「ちくら」と読みます。 |
ここが洞窟の入口。
砂岩のため触るともろもろ砂が落ちます。 |
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目の前に広がる青い海。
あまり人も多くないのでゆったり鑑賞できます。 |
砂浜には珊瑚や貝殻がたくさん落ちています。
夏は海水浴場として開放されます。 |
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