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国際宇宙ステーション第8次長期滞在搭乗員
及び訪問クルーの打上げについて

平成15年10月18日

宇宙航空研究開発機構

 ロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)米国航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する第8次搭乗員2名を、日本時間10月18日午後2時38分にバイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)からソユーズロケットにより打ち上げました。 このソユーズロケットにより打ち上げられるソユーズ宇宙船(7S)は、ISSに滞在する宇宙飛行士の緊急帰還機として現在ISSにドッキングしているソユーズ宇宙船(6S)の交換も目的としています。
 ソユーズ宇宙船とISSのドッキングは、同10月20日に予定されています。ISSとドッキングした後、第8次搭乗員は、2003年4月からISSに滞在している第7次搭乗員2名と交代します。第7次搭乗員は、ソユーズ宇宙船(6S)で同10月28日にカザフスタン共和国に着陸する予定です。
 今回の打上げには、第8次搭乗員とともに欧州宇宙機関(ESA)ペドロ・デューク宇宙飛行士が訪問クルー(タクシークルー)として搭乗しています。ISSに滞在する8日間にESAの宇宙実験を行い、第7次搭乗員とともに着陸する予定です。

第8次搭乗員:
マイケル・フォール (Michael Foale、アメリカ)
アレクサンダー・カレリ (Alexander Kaleri、ロシア)
訪問クルー:
ペドロ・デューク (Pedro Duque、スペイン)
備考:
"6S"は第7次搭乗員をISSに運んだフライトであり、今回打ち上げられるソユーズ宇宙船(7S)はISS組立フライトにおいて7機目となります。ソユーズ宇宙船は、軌道上での運用寿命があるため、定期的に新しいソユーズ宇宙船と交換する必要があります。現在軌道上のISSにドッキングしているソユーズ宇宙船(6S)は、日本時間2003年4月26日に打ち上げられたものです。
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