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国際宇宙ステーション第7次長期滞在搭乗員
及び訪問クルーの帰還について

平成15年10月28日

宇宙航空研究開発機構

 ロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)米国航空宇宙局(NASA)によれば、今年4月28日から国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた第7次長期滞在搭乗員2名と、欧州宇宙機関(ESA)の訪問クルー1名の計3名は、ISSにドッキングしていたソユーズ宇宙船(6S)にて、日本時間10月28日午前11時41分に、カザフスタン共和国に無事帰還しました。
 現在、ISSには第8次長期滞在搭乗員2名が滞在しています。ソユーズ宇宙船によるISS長期滞在搭乗員の交代は、今年4月26日に打上げた6Sフライトに次いで、今回で2回目です。

帰還した3名
第7次長期滞在搭乗員: ユーリ・マレンチェンコ (Yuri Malenchenko、ロシア)
エドワード・ルー (Edward Lu、アメリカ)
訪問クルー: ペドロ・デューク (Pedro Duque、スペイン)
ISSに滞在している2名
第8次長期滞在搭乗員: マイケル・フォール (Michael Fole、アメリカ)
アレクサンダー・カレリ (Alexander Kaleri、ロシア)


備考: ソユーズ宇宙船は、軌道上での運用寿命があるため、定期的に新しいソユーズ宇宙船と交換する必要があります。今回着陸したソユーズ宇宙船(6S)は、ISS計画に使用されたものとしては6機目でした。なお、現在軌道上のISSにドッキングしているソユーズ宇宙船(7S)は、日本時間2003年10月18日に打上げられたもので、7機目となります。

参考リンク: ISSへのソユーズ宇宙船交換/クルー交代ミッション(7S)



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