宇宙航空研究開発機構
本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。
軌道上
※1:GCF(Granada Crystallization Facility、タンパク質結晶生成装置)
※2:GCB(Granada Crystallization Box、タンパク質の結晶生成用のセル) ※3:CGBA(Commercial Generic Bioprocessing Apparatus) 打上
帰還
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利用機関 | 搭載タンパク質数 |
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理化学研究所 横浜研究所ゲノム科学総合研究センター 播磨研究所ハイスループットファクトリー 播磨研究所ストラクチュローム研究グループ |
34種類 13種類 11種類 10種類 |
農業生物資源研究所 | 4種類 |
蛋白質構造解析コンソーシアム※4(3社) | 4種類 |
先導的応用化研究(6テーマ) | 10種類 |
JAXA (リファレンス用標準タンパク質(各GCFに搭載)) | 1種類 |
合計 | 53種類(69個のGCBに搭載) |
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○運用上の課題
約3割のGCBにおいて、GCB内のタンパク質溶液を保持するキャピラリ(細管)からタンパク質溶液の減少が認められた。原因については、現在調査中であり、調査出来次第対応策を検討する。
第2回宇宙実験で得られた結晶については、利用機関において3ヶ月程度(平成16年1月末頃)を目処に、放射光施設等によるデータ取得及び結晶品質の評価を行った後、構造解析を実施し、6ヶ月〜1年後を目処に結果をとりまとめる予定。
現在、平成16年1月下旬の打上げに向け、第3回の宇宙実験の準備作業を進めている。(搭載するタンパク質の最終決定は打上げの約1ヶ月前(平成15年12月下旬)を想定)
利用機関 |
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JAXA |
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利用機関 |
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JAXA |
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宇宙航空研究開発機構 広報部
TEL:03-6266-6413〜6417
FAX:03-6266-6910