プレスリリース

プリント

「農林水産リモートセンシングシンポジウム」開催のご案内

平成16年1月27日

宇宙航空研究開発機構
農林水産省農林水産技術会議事務局筑波事務所

 独立行政法人宇宙航空研究開発機構は、農林水産省農林水産技術会議事務局筑波事務所、衛星リモートセンシング推進委員会及びリモート・センシング技術センターとの共催で、標記シンポジウムを下記により開催しますので、ご案内致します。



【趣旨】
 衛星画像は土地利用の変化や森林・植生の変化の監視、砂漠化などの地球環境の把握、海水面の温度測定など、さまざまな解析に利用されています。本シンポジウムでは、第一線で活躍している研究者・技術者によるリモートセンシング技術の利用事例、衛星データベースの特徴と供給のあり方などについてのご講演を頂き、参加者の皆さんと議論を深めて、今後の農林水産研究におけるリモートセンシング技術の利用推進を図ることをねらいとしています。
 農林水産研究に限らず、リモートセンシング技術に関心のある方のご参加をお待ちいたします。
【日時】
2004年2月17日(火)10:00〜17:30
18日(水) 9:00〜18:00
【場所】
農林水産技術会議事務局筑波事務所2階農林ホール
(〒305-8601 茨城県つくば市観音台2-1-9)
【プログラム】
下記参照
2月17日
開会挨拶10:00−10:15
農林水産省農林水産技術会議事務局筑波事務所
宇宙航空研究開発機構(JAXA)地球観測利用推進センター(EORC)
金森健治所長
大築二三夫センター長
特別講演10:15−10:45
日本の地球観測 坂田俊文(東海大学・地球科学技術総合推進機構)
第I部 衛星観測30年の歩みと将来展望10:45−14:00
1.リモートセンシング研究の揺籃・発展
2.海洋リモートセンシングの発展過程と現状
3.リモートセンシング理論と応用

4.リモートセンシングデータの国際規格化
5.リモートセンシングの歩みと将来
飯坂譲二(カナダビクトリア大学)
松村皐月(タイチュラロンコン大学)
安田嘉純(東京情報大学)
昼食 12:15−13:00
平田更一 (パスコ)
高木幹雄(芝浦工業大学)
第II部 アクティブ・データベースの構築と利用14:00−15:00
1.デジタルアースとデジタルアジアネットワーク
2.農林水産研究衛星画像データベース(SIDaB)
3.つくばWAN

福井弘道(慶応義塾大学)
西田信博(農林水産研究計算センター)
江口 尚(農林水産研究計算センター)
休憩 15:15−15:30
第III部 既存及び新規衛星データ利用15:30−17:00
1.ALOS/AVNIR2・PALSAR
2.ASTER及びNext ASTER
3.ADEOS-II/GLI
4.MODIS
島田政信(宇宙航空研究開発機構)
丸山裕一(資源・環境観測解析センター)
山本浩万(宇宙航空研究開発機構)
永谷 泉(農林水産研究計算センター)
農林水産研究計算センター及びSIDaB設備の見学
懇親会
17:00−17:30
17:30−19:00

2月18日
第IV部 農業分野でのリモートセンシング利用9:00−10:40
1.水田面積の求積
2.北海道での稲・小麦の品質管理
3.荒廃水田の把握
4.畑作物の作付と生育把握
5.野菜の作付と生育
石塚直樹(農業環境技術研究所)
志賀弘行(北海道立北見農業試験場)
加藤淳子(広島県立農業技術センター)
本郷千春(千葉大学)
小阪尚子(NTTデータ)
休憩 10:40−10:50
第V部 海洋・漁業分野でのリモートセンシング利用10:50−12:10
1.海洋基礎生産力推定手法の検討
2.漁業での衛星データ利用
3.海氷リモートセンシング
4.DMSP/OLSを利用したいか釣り漁場の管理
浅沼市男(海洋科学技術センター)
為石日出生(漁業情報センター)
長 幸平(東海大学)
原 政直(ビジョンテック)
昼食 12:10−13:00
第VI部 森林・林業分野でのリモートセンシング利用13:00−13:40
1.森林調査でのデータ利用
2.高分解能衛星データによる森林資源解析
加藤正人(信州大学)
阿部信行(新潟大学)
第VII部 環境でのリモートセンシング利用13:40−14:40
1.広域緑地モニタリングでのリモートセンシング利用
2.マルチセンサデータのスケーリング変換
3.東南アジアの環境及びCサイクル
江田敏幸(プラトー研究所)
布和敖斯尓(北海道環境科学研究センター)
岩男弘毅(産業技術総合研究所)
休憩 14:40−14:50
第VIII部 防災および雪氷でのリモートセンシング利用14:50−15:30
1.防災分野でのリモートセンシング
2.InSAR技術の応用
松岡昌志(防災科学研究所)
小澤 拓(国土地理院)
第IX部 各種衛星データの特徴および供給体制15:30−17:05
1.Hyperion, LANDSAT,AVNIR等
2.SPOT
3.RADARSAT
4.IKONOS
5.Quick Bird
6.OrbView
伊藤恭一(リモート・センシング技術センター)
角野伊佐夫(日本スポットイマージ社)
東 誠 (イメージワン)
李 雲慶(日本スペースイメージ社)
小平高敏(日立ソフトウェアエンジニアリング)
山内裕宏(NTTデータ)
第X部 質疑・意見交換17:05−17:50
閉会挨拶17:50−18:00
リモート・センシング技術センター利用推進部長
衛星リモートセンシング推進委員会農業WG主査(農業工学研究所環境部長)
森山 隆
斎藤元也
【関係機関】
主催:
農林水産技術会議事務局筑波事務所、宇宙航空研究開発機構、リモート・センシング技術センター、衛星リモートセンシング推進委員会
協賛:
農業環境技術研究所、農業工学研究所、国際農林水産業研究センター、森林総合研究所、水産総合研究センター
【参加費・お申し込み等】
入場無料。なお、資料作成・会場準備のため、事前に申し込みとさせて頂きます。「農林水産RSシンポ(2/17-18)申し込み」として、氏名、所属(部署名も)、連絡方法(http or e-mail及び電話)、懇親会(2/17,17:30講演会と同じ建物の食堂にて開催、会費2000円程度)の参加の可否、をWebフォーム、メールまたはFAXで2004年2月10日までに以下のどちらかに申し込み下さい。

[農林水産省農林水産技術会議事務局筑波事務所電算課]
Webフォーム http://www.affrc.go.jp/rss/
E-mail: RSWS@ml.affrc.go.jp FAX: 029-838-7340

[リモート・センシング技術センター利用推進部衛星リモートセンシング推進委員会事務局]
E-mail: eeoc@restec.or.jp FAX: 03-5574-8515
【お問い合わせ先】
農林水産省農林水産技術会議事務局筑波事務所
開催事務局 電子計算課システム専門官 西田信博(029-838-7347)
広報担当者 広報専門官 馬場俊則(029-838-7208)

独立行政法人宇宙航空研究開発機構
広報担当者 広報部報道グループ 03-3438-6107〜6109



宇宙航空研究開発機構 広報部
TEL:03-6266-6413〜6417
FAX:03-6266-6910