プレスリリース

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H-IIAロケット6号機固体ロケットブースタの 探索状況について(その4)

平成16年2月5日

宇宙航空研究開発機構

本日開催された宇宙開発委員会調査部会において、下記のとおり報告をいたしました。


1. 現状

(1)  これまで実施してきた固体ロケットブースタ(SRB-A)の第一次探索作業により、右側のSRB-Aが水没している海域を絞り込んだ。
 引き続き、海洋科学技術センターの協力を得て、当機構が準備した水中ロボット(図1)を搭載した探索・回収船に切り替え、探索を継続することとした。
(2) 探索・回収船は、水中ロボット及びビーコン探査用音波受信機等の艤装作業を完了し、2月2日(月)に横須賀新港から出航した。

2. 今後の計画

(1) 探索・回収船は、回航の途中で水中ロボットの海中作動試験を実施し、那覇港において必要な機材を艤装後、右側のSRB-A落下予測海域に向け出航する予定である。
(2) 右側SRB-Aの探索作業の再開は2月中旬となる見込みである。




図1 水中ロボット概観



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