宇宙航空研究開発機構
宇宙航空研究開発機構は、海洋科学技術センターの協力を得て、当機構の準備した水中ロボットを搭載した探索・回収船により、2月20日(金)から第2次探索を実施しております。
これまでの探索の結果、幾つかの人工物が確認されたものの、固体ロケットブースタ(SRB-A)の部品とは異なるものであり、SRB-Aの発見には至っておりません。
また、これまでの探索結果から現行探索システムでは、水中測位精度も十分ではなく、かつ大深度の海底作業では機器の不具合が頻発しているため、引き続き現行探索システムで作業を継続するよりも、代替の方策を講じるべきと判断し、第2次探索作業を打ち切ることといたします。
今後の対応については、我が国で深度6000m級の運用実績のある海洋科学技術センター所有の有人潜水調査船「しんかい6500」の定期整備が完了する状況にあり、同センターの協力を得て、3月中旬以降「しんかい6500」による探索を実施する予定です。
なお、進展がありましたら、適宜お知らせ致します。
宇宙航空研究開発機構 広報部
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