宇宙航空研究開発機構
ロシア連邦宇宙局と米国航空宇宙局(NASA)によれば、昨年10月から国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在していた第8次搭乗員2名と、第9次搭乗員と共に今月19日に打ち上げられ、短期間の滞在を終えた訪問クルー1名がISSにドッキングしていたソユーズ宇宙船(7S)にて、日本時間2004年4月30日9時12分に、カザフスタン共和国に無事帰還しました。
現在、ISSには第9次搭乗員2名が滞在しています。
なお、JAXAが実施・参加した以下の実験に関わる装置及び試料がクルーとともに帰還しました。
帰還した3名 | |
第8次搭乗員: | マイケル・フォール(Michael Foale、アメリカ) アレクサンダー・カレリ(Alexander Kaleri、ロシア) |
訪問クルー: | アンドレ・カイパース(André Kuipers、欧州宇宙機関) |
ISSに滞在している2名 | |
第9次搭乗員: | ゲナディ・パダルカ(Gennady Padalka、ロシア) マイケル・フィンク(Michael Fincke、アメリカ) |
備考:
ソユーズ宇宙船は、軌道上での運用寿命があるため、定期的に新しいソユーズ宇宙船と交換する必要があります。"7S"は第8次搭乗員をISSに運んだフライトであり、現在軌道上のISSにドッキングしているソユーズ宇宙船(8S)は、今月19日に打ち上げられました。
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