プレスリリース

プリント

JAXAタウンミーティングの開催について

平成16年5月19日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、市民参加による宇宙に関する対話集会「JAXAタウンミーティング」を開催します。JAXAタウンミーティングは、広く市民に宇宙活動について知ってもらう意見交換の集会として、今後国内各地で順次開催していきます。実施についてはJAXAと地方自治体、法人、企業、団体等が共催で行います。
 第1回JAXAタウンミーティングを下記のとおり宮崎県都城市で実施いたします。

名 称: JAXA宇宙飛行士タウンミーティングin都城
テーマ: 宇宙への市民参加
主 催: 宇宙航空研究開発機構/ISTS(注1) 宮崎実行委員会
共 催: 都城市、都城まちづくり株式会社
日 時: 平成16年5月29日(土)
午後1時30分〜午後4時
会 場: 都城市ウエルネス交流プラザ ラウンジ
(宮崎県都城市蔵原町11街区25号)
登壇者: 土井隆雄(JAXA宇宙飛行士)
的川泰宣(JAXA広報・教育統括執行役)
 
(注1)宇宙技術および科学の国際シンポジウム
   International Symposium on Space Technology and Science

プログラム

13:00〜13:30 受付
13:30〜13:40 開会のごあいさつ
13:40〜15:40 タウンミーティング「宇宙への市民参加」
登壇者紹介
登壇者による問題提起プレゼンテーション
参加者との質疑応答/意見交換
15:40〜16:00 閉会のことば

※第1回JAXAタウンミーティングは、第24回ISTS宮崎大会記念事業として、また都城市「市制施行80周年記念事業」および「ウエルネス都市宣言15周年記念事業」として、 ISTS宮崎実行委員会と都城市が、企画・運営を行います。


(問い合わせ先)
■第1回JAXAタウンミーティングとその参加については、下記にお問い合わせください。
 宮崎県商工観光労働部 観光・リゾート課
 TEL:0985-26-7530(担当:奥)
 宮崎県都城市中心市街地整備室
 TEL: 0986-23-2011(担当:山下)

■今後の、各地方自治体、法人、企業、団体等によるJAXAタウンミーティング実施のご相談は、下記にお問い合わせください。
 宇宙航空研究開発機構 広報部
 TEL:03-3438-6111(担当:中川、寺薗)
 FAX:03-5402-6513



土井 隆雄(どいたかお)
宇宙航空研究開発機構 宇宙飛行士


1954年、東京都生まれ
1978年東京大学工学部航空学科卒
1983年11月、同大学大学院博士課程修了
1985年3月、文部省宇宙科学研究所研究生修了

1985年5月〜10月、NASAルイス研究センター研究員として研究に従事。

1985年8月に、NASDA(現JAXA)より第1次材料実験「ふわっと '92」米国航空宇宙局(NASA)ミッション名「スペースラブ-J」)のペイロードスペシャリスト(PS:搭乗科学技術者)として毛利衛、向井千秋とともに選定される。同年11月、NASDA(現JAXA)に入社。

1987年5月〜1988年12月、米国コロラド大学ボルダー校大気理論及び解析センターにて微小重力流体科学の研究に従事する。

1990年4月、「第1次材料実験ふわっと '92」のバックアップ搭乗科学技術者(PS)に任命され、主にNASA施設で訓練に従事する。

1992年9月12日〜20日に実施された「ふわっと '92」のバックアップPSとしてNASAマーシャル宇宙飛行センター(MSFC)で地上支援を実施した。

1994年7月8日〜23日に実施された第2次国際微小重力実験室(IML-2)ミッションにおいては、「自然対流と拡散に対する重力加速度ゆらぎ(gジッタ)の影響」実験の共同研究者としてMSFCから地上支援を実施した。

NASA '95年MS基礎訓練コースに参加、1996年5月にも同コースを修了し、NASDA(現JAXA)及びNASAからMSとして認定された。その後引き続き宇宙飛行士としての資質維持向上のためのNASA MS訓練に参加。 1997年11月19日〜12月5日、スペースシャトルミッションSTS-87に搭乗し、16日間のミッション中に国際宇宙ステーション(ISS)の組み立てに用いる機器や作業手順の検証試験に加え、予定外の衛星のマニュアル回収を行うために、日本人宇宙飛行士としてはじめての船外活動を行った。


的川 泰宣(まとがわやすのり)
宇宙航空研究開発機構 広報・教育統括執行役


1942年、広島県呉市生まれ
1965年、東京大学工学部宇宙工学コース卒業

1970年、東京大学大学院博士課程修了東京大学宇宙航空研究所を経て、文部科学省宇宙科学研究所/対外協力・連携推進室長、鹿児島宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡内之浦町)所長を務める。

2003年10月1日より宇宙航空研究開発機構/広報・教育統括執行役。同機構/宇宙科学研究本部/対外協力室長・教授を兼務。東京大学軟式テニス部監督。横浜こども科学館理事。

専門分野:システム工学・軌道工学

主な著書:
ハレー彗星の科学(新潮文庫)
人工の星・宇宙の実験室(岩崎書店)
軟式テニス上達の科学(同文書院)
宇宙へのはるかな旅(大月書店)
星の王子さま宇宙を行く(同文書院)
大人のための本当の宇宙の話(PHP出版)
飛び出せ宇宙へ(岩波ジュニア新書)
1993年サンケイ児童出版文化賞受賞超なるほど「宇宙」の謎学(にちぶん文庫)
宇宙にいちばん近い町(春苑堂出版)
ロケットの昨日・今日・明日(裳華房)
宇宙は謎がいっぱい(PHP文庫)
宇宙なぜなぜ質問箱(大蔵省印刷局)
宇宙の謎を楽しむ本(PHP文庫)
宇宙科学の愉快な世界(成美堂出版)
宇宙で暮らす時代のための69の基礎知識(大和書房)
宇宙に取り憑かれた男たち(講談社α新書)
月をめざした二人の科学者(中公新書)
「宇宙の謎」まるわかり(PHP文庫)
トコトンやさしい宇宙ロケットの本 (日刊工業新聞社)
宇宙の謎がみるみるわかる本 (PHP研究所)


宇宙航空研究開発機構 広報部
TEL:03-6266-6413〜6417
FAX:03-6266-6910