宇宙航空研究開発機構
本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。
先導的応用化研究制度 ( 「宇宙ステーションの民間利用の促進に向けて」宇宙開発委員会応用化研究利用分科会報告書(平成10年7月)を受けて実施) (1)宇宙環境利用が地上の生産活動に役立つことを実証する。 (2)民間企業等が主体的に参加できる新しいシステムをつくる。 |
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・JEMの利用開始時期が遅れている現状では 、企業利用の拡大と促進にはつながっていない。 ・「我が国の国際宇宙ステーション運用・利用の今後の進め方について」宇宙開発委員会報告 (平成16年6月)で、先導的応用化研究制度の見直し(参考資料)が示された。 |
見直しにあたって 現行のISSの利用可能な範囲内(注)で民間企業が注目する成果を出し続けることにより、JEM初期利用の民間企業利用を円滑に推進できる準備が必要。 |
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注)プログレス打上げ・ソユーズ回収を利用した、ISSロシア・サービス・モジュールでの宇宙実験の定期的な利用が 可能となっているが、利用できる電力などのリソースが小さい。 |
研究領域の設定および研究リーダ、研究拠点の選定結果 宇宙開発委員会利用部会での調査、審議を踏まえて委員会において研究領域を設定し、 それぞれの研究リーダとして以下の研究者を選定した。 |
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1. 「新材料の創製」研究領域 | 名古屋工業大学 | 木下隆利教授 | |
2. 「タンパク質結晶生成 」研究領域 | 大阪大学 | 中川敦史教授 |
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