プレスリリース

プリント

太陽X線観測衛星「ようこう」(SOLAR-A)の大気圏再突入について

平成17年9月8日

宇宙航空研究開発機構

 旧文部省宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構)が平成3年8月30日に内之浦宇宙空間観測所からM-3S-II型ロケット6号機により打上げた太陽X線観測衛星「ようこう」(SOLAR-A)は、まもなくその軌道寿命を全うして大気圏に再突入します。 「ようこう」の構成物は再突入した際に焼損して消滅し、地上に落下してくることはないと解析されております。
 太陽活動により大気密度が変動するため、正確な時間と場所を予測することはできませんが、現在の見通しでは、9月12日ごろ大気圏に再突入する可能性が高いと思われます。大気圏への再突入が確認されましたら再度お知らせ致します。
  なお、9月8日2時57分現在の「ようこう」の軌道は以下のとおりです。

表: 「ようこう」の概略軌道(9月8日2時57分現在)

遠地点高度 247.7 Km
近地点高度 242.4 Km
軌道傾斜角 31.3 度
軌道周期 89.3 分




宇宙航空研究開発機構 広報部
TEL:03-6266-6413〜6417
FAX:03-6266-6910