プレスリリース

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陸域観測技術衛星(ALOS(エイロス))の愛称募集について

平成17年11月30日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成17年度に種子島宇宙センターからH-IIAロケット8号機で「陸域観測技術衛星 ALOS(エイロスと発音)」の打上げを予定しています。この衛星に対して国民の皆さまに親しみを持っていただくため、人工衛星の愛称を募集しますのでお知らせいたします。


(参考)
ALOSは地球の地形や植生を観測し、世界中の高精度な地図を作成したり、その地図情報を利用して、私たちの町づくりや地形の調査をするためにとても重要な役割りをもっています。また、かけがえのない自然を見守り、私たちが見ることのできない大地の表情を宇宙から教えてくれること、災害が起きたときその土地の情報をいち早く調査してくれることなど、ALOSのデータは私たちの自然や社会、生活を守るために役立ちます。
ALOSについてさらに詳しい情報はこちらをご覧ください。
http://www.satnavi.jaxa.jp/project/alos/index.html




【募集要領】

「陸域観測技術衛星 ALOS(エイロス)」にふさわしい愛称をつけてください。
(参考) 主な衛星の愛称一覧

  1. 募集期間 平成17年12月1日(木)〜12月25日(日)
    (はがきの場合12月22日(木)消印有効)
  2. 応募方法 インターネットまたははがきで応募することができます。
    • インターネットによる応募
         https://ssl.tksc.jaxa.jp/alosname/
    • はがきによる応募
      必要事項を明記の上、次の宛先に郵送してください。
      (宛先)
       〒305-8505
      茨城県つくば市千現2-1-1
      宇宙航空研究開発機構 ALOS愛称募集係
      (必要事項)
      ・おところ
      ・お名前
      ・電話番号
      ・性別
      ・年齢
      ・職業
      ・「陸域観測技術衛星(ALOS)」の愛称と読み方、
      それをお考えになった理由
      *なお、応募いただきました個人情報につきましては、JAXAにて管理し、愛称募集の目的のみに使用します。法令などにより開示を求められた場合を除き、個人情報をご本人の同意を得ることなく募集業務に関与する者以外の第三者に開示することはありません。
  3. 選 考
    JAXAで選考の上、愛称1点を決定いたします。選定された愛称については、当該愛称をご提案いただいたご本人にH-IIAロケット8号機打上げの1週間前頃に通知するとともにJAXAホームページ等で皆さまにお知らせいたします。
  4. 選定された愛称ご提案者への特典
    種子島宇宙センターでのH-IIAロケット8号機によるALOS打上げご視察にペアでご招待。*(選定愛称ご提案者が複数の場合は抽選で1組2名様をご招待)
    *ご招待の当選者は日本国内居住の方に限らせていただきます。旅程その他詳細につきましては、当選通知とあわせてお知らせいたします。



参考

主な衛星の愛称一覧
技術開発・試験衛星通信放送衛星地球観測衛星地球周辺観測衛星月・惑星探査機天文観測衛星
おおすみ さくら うめ しんせい すいせい たいよう
たんせい ゆり ひまわり でんぱ ひてん はくちょう
きく あやめ あじさい きょっこう はごろも ひのとり
さきがけ さくら もも じきけん のぞみ てんま
じんだい ふじ ふよう おおぞら はやぶさ ぎんが
おりづる *かけはし *みどり あけぼの   *ようこう
みょうじょう こだま       あすか
りゅうせい きらり       はるか
*おりひめ・ひこぼし         すざく
つばさ          
れいめい          

*は一般公募によるもの
着色部は現在運用中の衛星


衛星の目的と愛称例

  • おりひめ・ひこぼし 技術試験衛星VII型(ETS-VII)
    2機の衛星から構成され、将来の宇宙活動において必要なランデブ・ドッキング技術や宇宙用ロボット技術を修得することを目的とした衛星。
  • かけはし 通信放送技術衛星(COMETS)
    静止軌道上の中継衛星を経由して、低高度の周回軌道上にある観測衛星などと、地上にある通信局との通信を中継する衛星間通信技術や、高度衛星放送技術及び高度移動体衛星通信技術の新技術などの実験・実証を行うことを目的とした衛星。
  • みどり 地球観測プラットフォーム衛星(ADEOS)
    地球の温暖化、オゾン層の破壊、熱帯雨林の減少、異常気象の発生等の環境変化に対応した全地球規模の観測データを取得し、国際協力による地球環境監視に役立てるとともに、将来型衛星の開発に必要な技術(プラットフォーム技術)と、地球観測などの衛星間データ技術の開発などを目的とした衛星。
  • こだま データ中継技術衛星(DRTS)
    通信衛星の一種で、静止軌道上に配置され、中〜低高度(300〜1000キロメートル)を周回する宇宙機(衛星など)と地上局との通信を中継する衛星。
  • きらり 光衛星間通信実験衛星(OICETS)
    将来重要となる衛星同士のレーザー光による通信システムを軌道上で実験をすることを目的とした衛星。


宇宙航空研究開発機構 広報部
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FAX:03-6266-6910