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陸域観測技術衛星(ALOS)愛称選定の結果について

平成18年1月11日

宇宙航空研究開発機構

本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。

1.経緯
(1)ALOS及びALOSミッションの内容について一般国民に興味を持ってもらう1つの機会と捉え、ALOS愛称の一般公募をすることとした。
(2)平成17年12月1日(木)〜12月25日(日)(はがきは12月22日(木)消印有効)の期間、JAXAホームページ及びはがき等による募集を行なった。(パブリシティの状況については別添1を参照)
(3)平成18年1月5日(木)に選定委員会を開催し愛称を選定した。(選定委員は別添2参照)

2.応募状況
(1)募集期間
  平成17年12月1日(木)〜12月25日(日) (はがきは12月22日(木)消印有効)
(2)応募方法
  JAXAホームページ及びはがき等による募集。 (パブリシティの状況については別添1を参照)
(3)応募総数
  4436件(愛称点数 1587点)

3.選定結果
(1)選定愛称
  「だいち」(英語名:DAICHI)
(2)選定愛称提案者
  487名
(3)選定理由
  「だいち」の得票数は全体の1割を占め、多くの支持を得た愛称であること。また、ALOSの観測対象がわかりやすいことなど。

4.今後の予定
1/11 プレスリリース及びウェブ上で愛称を発表。これ以降、JAXAがALOSに関するリリース等を行う場合は愛称を併記。
1/19 衛星打ち上げ当日、種子島にて特典受賞者への賞状授与を予定。



別添1

<パブリシティ結果一覧>(JAXAによるプレスリリース等は除く)

媒体名称備考
新聞 読売新聞 12/3夕刊「AD FLASH」
12/7朝刊
朝日新聞 12/1朝刊
産経新聞 12/5朝刊
毎日新聞 12/1朝刊
日経新聞 12/3「NIKKEIプラス1」(JAXA嘱託/山根一眞氏の署名記事)
南日本新聞 12/1朝刊
朝日小学生新聞 12/15
テレビ NHK 12/1朝のニュース
ネット(新聞) asahi.com 朝日新聞ネット版
msn.ニュース 毎日新聞ネット版
Sankei Web 産経新聞ネット版
南日本新聞news.com 南日本新聞ネット版

ネット
(その他)
gooニュース 大手検索サイト「goo」のニュースコーナーにおける告知記事の掲載。(朝日新聞からの引用)
環境goo ALOSキャンペーン公式サイト「goo」によるALOS特設ページにて告知を掲載。
東京電力TEPCOひかり
「casTY」
東京電力のブロードバンドコンテンツ「casTY」のJAXA特設ページにて告知を掲載。
12/15casTYのインターネットTVにJAXA職員が出演しPR。
avex (JAXA音楽募集キャンペーンでタイアップを行った)大手レコード会社「avex」のサイトに告知を掲載。
アーティマージュ (JAXA音楽募集キャンペーンで審査員を務めた)人気ミュージシャンm-flo所属事務所のサイトに告知を掲載。
web公募ガイド 公募ものを集めた月刊誌「公募ガイド」のweb版にて告知を掲載。
ナルミヤ 再大手子供服メーカー「ナルミヤ」のホームページに告知を掲載。
DICE-K.com 来年ソユーズで宇宙へ旅立つ榎本大輔氏(元ライブドア役員)のホームページにて告知を掲載。
大橋マキブログ 野口飛行士の帰国報告会でパーソナリティー等を務めた元フジテレビアナウンサー大橋マキさんのブログで告知を掲載。
携帯電話 いろメロミックス (株)ドワンゴが運営する最大手着メロサイトの一つ。10〜20代に圧倒的なシェアを誇る同サイトで特設ページを解説し、告知を掲載。
web公募ガイド 公募ものを集めた月刊誌「公募ガイド」の携帯版。特設サイトにて募集を実施。
掲示ニュース 産経カラー百科 産経広告社が実施。全国の小学校、中学校、高校約18,000校に配布し掲示。
その他 (財)日本宇宙少年団 全国の分団員に告知を配布。
クラブツーリズム 宇宙旅行を発表したクラブツーリズムの会員向けダイレクトメールに告知を同封。


別添2

選定委員会構成メンバー

委員長     堀川 康 宇宙利用推進本部長
委員 山根 一眞     ノンフィクション作家
  的川 泰宣 執行役(広報統括)
  小沢 秀司 執行役
  矢代 清高 広報部長
  本間 正修 宇宙利用推進本部事業推進部長
  富岡 健治 ALOSプロジェクトマネージャ


参考資料

ALOSの現状について

1.衛星の状況
(1)平成17年11月下旬から12月上旬にかけて、ホイール駆動回路に使用されているトランジスタの交換修理及びPRISM画像データの圧縮を行う「画像データ圧縮装置(IDCP)」のタイミング調整を行った後、射場に置いてシステム電気性能試験を実施し、衛星が正常であることを確認した。
(2)平成17年12月中旬に、衛星本体を種子島宇宙センター第2衛星組立棟(STA2)から第2衛星フェアリング組立棟(SFA2)に移動し、推進薬を充填した。
(3)平成18年1月3日〜6日に、衛星と衛星分離部の結合、およびフェアリングへの収納作業を行った。
(4)平成18年1月10日に、SFA2から整備組立棟(VAB)へフェアリングに収納済みの衛星を移動し、ロケットとの結合作業を行った。

2.今後の予定
1月12日 ロケット搭載後の衛星健全性確認
1月18日 射点への機体(ALOS/H-IIA・8号機ロケット)移動開始
1月19日 打上げ(ロンチウィンドウ:10:33〜10:43)
1月19日〜22日 衛星クリティカルフェーズ運用


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FAX:03-6266-6910