プレスリリース

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陸域観測技術衛星「だいち」データの
地球観測センターへの伝送状況について

平成18年1月31日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成18年1月24日に打ち上げた「だいち」の初期機能確認作業を1月28日から実施しています。

 これまで「だいち」からJAXA地球観測センター(埼玉県鳩山町)へのデータ直接伝送(*1)において、地上設備の受信・復調系との間で時々同期が外れ、一部データが欠損する事象が確認されてきております。
 データの伝送は、定常運用段階では主としてデータ中継技術衛星「こだま」を経由して行いますが、初期画像取得のデータ伝送は、「だいち」から直接行う計画となっております。

 このため、本日、初期機能確認作業の一環として、機構内に原因究明のためのチームを設け、衛星系と地上系を含めた総合的な検討を開始いたしました。
 今後、原因が判明した段階で、詳細についてご報告いたします。

 なお、その他の衛星状態は正常であり、初期機能確認作業は計画通り実施しております。

(*1)この直接伝送は、地球観測センターのほか、独自の受信設備を有する関連機関に向けて行われる計画です。





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