宇宙航空研究開発機構
フィリピン・レイテ島ギンサウゴン付近で発生した地すべりについて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成18年2月20日に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載の高性能可視近赤外放射計2型(AVNIR-2)を用いて観測を行い、観測データを国際災害チャータに提供いたしました。
その結果、災害発生前のSPOT(フランスの地球観測衛星)の観測データ等に、災害発生後の「だいち」のAVNIR-2による観測データを加えて災害状況の解析がなされた画像が、国際災害チャータを通じて下記ホームページに公開されましたのでお知らせします。
同解析画像では、地すべりが発生したと考えられる地域のうち、AVNIR-2観測データの解析により被害が確認された地域が表示されています。
ホームページURL: http://unosat.web.cern.ch/unosat/asp/prod_free.asp?id=46
参加機関 | 利用衛星 |
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欧州宇宙機関(ESA) | ERS, ENVISAT |
仏国立宇宙センター(CNES) | SPOT |
カナダ宇宙庁(CSA) | RADARSAT |
インド宇宙研究機関(ISRO) | IRS |
海洋大気庁(NOAA)、米国地質調査所(USGS) | POES, GOES, LANDSAT |
アルゼンチン国家宇宙活動委員会(CONAE) | SAC-C |
英国立宇宙センター(BNSC) | DMC(Disaster Monitoring Constellation) |
宇宙航空研究開発機構(JAXA) | ALOS(定常運用開始後) |
地球観測利用推進センター
TEL. 03-6221-9008