プレスリリース

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「未来のロケット」イラストコンテスト応募作品を
納めたタイムカプセルの埋納について

平成18年3月29日

宇宙航空研究開発機構

 ペンシルロケット50周年記念行事『ペンシルロケットフェスティバル』(2005年8月19日開催)の一環として実施した「未来のロケット」イラストコンテストの応募作品を納めたタイムカプセルを、下記のとおり埋納することとなりましたのでお知らせします。




  1. 日時:2006年4月1日(土)10:00〜10:30
  2. 場所:早稲田実業学校 正門前
        東京都国分寺市本町1-2-1(JR中央線国分寺駅より徒歩10分)
  3. 経緯:
    • 1955年のペンシルロケット水平発射実験から50周年を記念して、昨年8月19日に千葉県幕張メッセで、『ペンシルロケットフェスティバル』を開催し、ペンシルロケットの再現実験などを行った。 ・『ペンシルロケットフェスティバル』の一環として、「未来のロケット」イラストコンテストを開催したところ、全国の小中学生から1,271点の応募があり、大賞1点、優秀賞6点、特別賞2点、佳作60点、入選60点が選ばれた。
    • 漫画家松本零士氏のデザインによるタイムカプセルを製作し、イラストコンテストの全応募作品をこの中に封入して、50年後に開くこととした。(写真右)
    • 一方、50年前ペンシルロケットの水平発射実験を行った地である国分寺市の諸団体(商工会、商店会連合会、ロータリークラブ、ライオンズクラブ、農業協同組合(JA)、青年会議所など)と早稲田実業学校関係者が「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰会を組織し、JAXAもこれに参加して、実験跡地である早稲田実業学校正門前に記念碑を建立することになった。
    • 顕彰会では、一般市民から1口1000円で寄付を募り、募金額500万円、2006年4月1日除幕を目標に取り組みを進めてきた。また、JAXAでは、イラストコンテストの応募作品を封入したタイムカプセルを、この記念碑の下部に埋めるのが適当と判断し、顕彰会の同意の下、準備を進めてきた。
    • 今般、募金額500万円を達成し、予定通り4月1日に記念碑が建立されることとなった。記念碑の下部に埋納するタイムカプセルの上には、松本零士氏のイラストを彫り込んだ平石でふたをする。
    • 当日は記念式典(2部構成)が予定されており、第1部で記念碑の除幕式とタイムカプセルの埋納が行われる予定である。



(参考)

「タイムカプセル埋納と『日本の宇宙開発発祥の地』顕彰記念式典」について(概要)

  • 日時:2006年4月1日(土)10時〜12時
  • 場所:早稲田実業学校正門前(第1部)
    同校内小室哲哉記念ホール(第2部)
  • 入場無料
  • 内容:
    【第1部】(10:00〜10:30)
     記念碑除幕式とタイムカプセル埋納
    【第2部】(10:30〜12:00)
     チェロ演奏 松下修也氏(国分寺市在住、糸川英夫博士のチェロの先生)
     ピアノ 松下修子氏
     講演 「ペンシルロケットと日本の未来」
     的川泰宣JAXA宇宙教育センター長
  • 主催:「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰会
    (会長 小川重行 国分寺市観光協会長)  
    共催:JAXA
    後援:国分寺市、国分寺市教育委員会



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