プレスリリース

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日本実験棟「きぼう」の打上げ時にスペースシャトルに搭乗する
日本人宇宙飛行士の決定について

平成18年5月6日

文部科学省
宇宙航空研究開発機構

 国際宇宙ステーション(ISS)計画において、我が国が開発している日本実験棟「きぼう」(JEM)は、スペースシャトルで3回に分けて打ち上げられることとなっておりますが、米国時間5月5日(金)に、小坂文部科学大臣と米航空宇宙局(NASA)グリフィン長官との会談が米国ワシントンD.C.で行われ、「きぼう」の打上げのうち、1便目(船内保管室打上げ)のスペースシャトルに搭乗し、ISSでの組立作業を行う日本人宇宙飛行士が決定しましたのでお知らせいたします。


  1. 決定した日本人宇宙飛行士
    土井 隆雄(どい たかお) 宇宙飛行士
    ※山崎 直子(やまざき なおこ) 宇宙飛行士も、同フライトのクルーサポートアストロノート(搭乗者支援宇宙飛行士)に決定しました。 任務としては、本ミッションを支援することです。なお、クルーサポートアストロノートに選定されるのは、日本人宇宙飛行士として初めてです。


  2. 打上げ時期
    1便目(船内保管室)2007年末の見通し
    ※参考 2便目(船内実験室、ロボットアーム)2008年初めの見通し
          3便目(船外実験プラットフォーム、船外パレット)2008年末の見通し


  3. 滞在期間
    約2週間程度(スペースシャトルに搭乗し、同じスペースシャトルで帰還する)


  4. 活動内容
    「きぼう」船内保管室のISSへの組立作業等


  5. 今後の予定
    スペースシャトル/ISS搭乗に必要な一般的な訓練や、「きぼう」の組立てに必要な訓練を行う予定。





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