宇宙航空研究開発機構
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、「宇宙航空最前線レポート」と題して、来る7月4日(火)、よみうりホールにおいてJAXAシンポジウムを開催します。
2回目となる今回のテーマは、「フロンティアの現場、ちょっとのぞいてみませんか?」です。ノンフィクション作家の山根一眞氏に聞き手をお願いし、実際にプロジェクトに携わっているJAXAのプロジェクトマネージャ、研究者などが臨場感のある宇宙航空の現場をお伝えします。そして、そこから見えてくる将来を展望します。
また、特別セッションとして、ロボット研究で著名な北野宏明氏、作家で東北大学機械系特任教授(SF機械工学企画担当)の瀬名秀明氏にJAXA理事長の立川敬二が加わり、宇宙活動におけるロボットの可能性について語ります。
みなさまのご来場をお待ちしております。
17:00 | 開会挨拶 JAXA理事長 立川敬二 |
17:03 | 平成17年度JAXA活動レポート(ビデオ紹介) |
17:15 | JAXA2005-2006ビッグ・プロジェクト・レビュー 聞き手:山根一眞氏(ノンフィクション作家)
(1) 17:15〜18:15(60分)
●●陸域観測技術衛星「だいち」のスーパー眼 大災害現場への出動が続く宇宙からの地球観測 ・富岡健治(だいちプロジェクトマネージャ) ・島田政信(研究領域リーダ)
2006年1月24日に打ち上げられた世界最大級の地球観測衛星「だいち」は、打ち上げ直後から「レイテ島の巨大地すべり」「メラピ火山の噴火兆候」「ジャワ島中部地震」「タイの洪水」などの現場の詳細画像を撮影。驚異的な鮮明画像を災害対策組織に提供を続けている。「だいち」が担う地球観測の国際貢献の使命と技術力を山根一眞氏が聞きだします。
(2) 18:15〜19:15(60分) ●●3億キロ彼方「幅550mの星」への壮大な旅 「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」に触れた瞬間 ・川口淳一郎(はやぶさプロジェクトマネージャ)
2005年11月〜12月、火星と地球の間にある小惑星「イトカワ」へのタッチに成功した探査機は「岩石の破片」を得たのか? 人類が月以外の天体から物質を持ち帰ろうという挑戦はこれが初。2006年6月、アメリカの科学雑誌『サイエンス』の表紙を飾り7本もの論文が掲載、絶賛を得た「はやぶさ」は宇宙の謎の何を解き明かしたのか。その壮大な仕事の全貌が明かされます。
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-休憩(19:15〜19:30)- |
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19:30 | 特別セッション(60分) ■気鋭のイノベータが語る 「イノベーションによる新時代創造〜宇宙活動におけるロボットの可能性〜」 ・北野宏明氏(ロボカップ国際委員会ファウンディング・プレジデント) ・瀬名秀明氏(東北大学機械系特任教授(SF機械工学企画担当)) ・立川敬二(JAXA理事長) 進行役:的川泰宣(JAXA宇宙教育センター長) |
20:30 | 閉会挨拶 JAXA副理事長 間宮 馨 |
宇宙航空研究開発機構 広報部
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