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若田宇宙飛行士による
第10回NASA極限環境ミッション運用(NEEMO)訓練への参加について

平成18年7月7日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、米国航空宇宙局(NASA)との合意にもとづき、若田宇宙飛行士を第10回NASA極限環境ミッション運用(NEEMO)訓練に参加させることにいたしましたのでお知らせいたします。
 なお、当NEEMOミッションは、リーダーシップ、フォロワーシップ、チームワーク、自己管理等の能力向上について、他の山岳訓練や寒冷地訓練等の長期滞在訓練をさらに発展させた訓練です。そのため、JAXAとしては、若田宇宙飛行士がさらなる能力の向上を図り、将来のISS長期滞在に向けた準備を促進することを目的としています。
*NEEMO: NASA Extreme Environment Mission Operations




実施期間: 7月22日から28日
実施場所: 米国海洋大気局(NOAA)海底研究室
(フロリダ州キー・ラーゴ沖)
搭乗員: コマンダー
搭乗員


技術支援員
若田 光一 (JAXA宇宙飛行士)
アンドリュー・フューステル (NASA宇宙飛行士)
カレン・ナイバーグ (NASA宇宙飛行士)
カレン・コハノヴィッチ (NOAA潜水技術者)
マーク・ハルスベック (ノースカロライナ大学)
ドミニク・ランドゥッチ (ノースカロライナ大学)
※コマンダー:チームのリーダーとして、本訓練の指揮・取りまとめを行います。
ミッション概要: 今回のミッションでは、月・火星探査で使用するための次世代宇宙服開発関連の試験を行います。月・火星での船外活動時に使用する宇宙服の重心位置最適化のための実験や、遠隔操作によるローバーを使用した構造物の建設、通信や航法の技術確認を行う予定です。
参考リンク: NEEMOホームページ(NASA)
http://www.nasa.gov/neemo



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