宇宙航空研究開発機構
宇宙航空研究開発機構は、宇宙に流れる生命の輝きを、ひとつのメッセージに紡ぎ、宇宙に遺していく活動として、シンポジウム(別紙1)を開催し、皆様から宇宙連詩を募集いたします(別紙2,3)。
シンポジウムでは、パネルディスカッションを通して、宇宙連詩の魅力を紹介します。連詩(日本伝統の連歌・連句を発展させたもの)を創始し、世界中に広められた我が国を代表する詩人・大岡信氏をお招きし、冒頭3詩(第1詩:山崎直子宇宙飛行士,第2詩:谷川俊太郎氏,第3詩:大岡信氏)を発表いたします。この冒頭3詩を踏まえ、第4詩以降を募集いたします。最終的には、24詩からなる1編の宇宙連詩を、来年3月中旬に完成させる予定です。
日時 | 2006年10月10日(火) 19時00分〜20時30分 |
会場 | オアゾ1Fエントランスホール「おお広場」(東京駅丸の内北口) |
パネラー | 大岡信氏、毛利衛氏、的川泰宣氏、北川フラム氏 |
問い合わせ先:
宇宙航空研究開発機構 宇宙環境利用センター(山中、谷垣) |
日時 | 2006年10月10日(火) 19時00分〜20時30分 | |||
会場 | オアゾ1Fエントランスホール「おお広場」(東京駅丸の内北口) 宇宙連詩事務局:03-3476-4868(アートフロントギャラリー内) |
|||
![]() |
||||
主催 | 独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA) | |||
客席 | 約100名(椅子) 着席を希望される方は、ご予約ください。 | |||
入場料 | 無料 | |||
プログラム | ||||
|
||||
|
||||
挨拶 | JAXA、 佐治晴夫(鈴鹿短期大学学長・宇宙連詩編纂委員会委員長) | |||
朗読 | 毛利衛宇宙飛行士ほか | |||
|
||||
司会 | 北川フラム((株)アートフロントギャラリー代表・宇宙連詩編纂委員会世話役) | |||
パネラー | 大岡信(詩人・監修役)、的川泰宣(JAXA宇宙教育統括・宇宙連詩編纂委員)、毛利衛宇宙飛行士 | |||
パネルディスカッションでは、冒頭3詩も紹介します。 | ||||
|
||||
今後の予定 | JAXA |
主催 | JAXA | ||||||||||
企画 |
|
||||||||||
監修 | 大岡信、新藤涼子(監修補佐) | ||||||||||
翻訳 | ジャニーン・バイチマン | ||||||||||
寄稿 | |||||||||||
連詩 |
|
宇宙は何でも吸い込みそうな真っ暗闇、 46億年前に光と共に太陽は生まれた 地球は青く輝くいのちの星 40億年前に生命は海に生まれた 川をのぼり、陸に上がり、空に舞い上がった。 |
毛利衛 |
わたしはカモメ! カモメなの! 濡れた砂から そっと飛べば 帆船のなかで 星占いするヒトが見えてきて |
新藤涼子 |
星占いの名人でも 星の胎内で生じている 新たな星の誕生劇は見徹せない ましてあなたの胸の火花の ゆくえを予言するなんてことは |
大岡信 |
ルール1: | 宇宙連詩は、5行詩、3行詩、5行詩、・・・と、5行詩と3行詩の繰り返しから構成されます。直前の詩が5行詩(3行詩)であれば、3行詩(5行詩)を応募してください。 |
ルール2: | 直前の詩の中から、ある言葉、または、ある1行を引用して、自作の出発点にしてください。引用は、直前の詩の中の言葉、行を、そのまま引用しても(例1)、直前の詩の中の言葉、行のアイディアを踏襲し、別の言葉にしても結構です(例2)。 |
例1: | 第3詩を詠んだ大岡信氏は、直前の詩(新藤涼子さんが詠んだ第2詩)の中の「星占い」という言葉に注目し、その言葉をそのまま引用することで、第3詩の出発点としています。 |
例2: | 第2詩を詠んだ新藤涼子さんは、直前の詩(毛利衛宇宙飛行士が詠んだ第1詩)の中の「空に舞い上がった」というアイディアに注目し、その言葉を出発点に、「私はカモメ!カモメなの!」と引用して、第2詩を詠んでいます。 |
ルール3: | 詩の中で「宇宙」という単語をなるべく使用しないようにお願いします。「宇宙」という単語を使わずに宇宙をイメージできるような詩を作成してください。 |
宇宙航空研究開発機構 広報部
TEL:03-6266-6413〜6417
FAX:03-6266-6910