プレスリリース

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H-IIAロケット11号機による
技術試験衛星VIII型「きく8号」(ETS-VIII)の打上げ結果について

平成18年12月18日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成18年12月18日15時32分(日本時間)に、種子島宇宙センターから技術試験衛星VIII型「きく8号」(ETS-VIII)を搭載したH-IIAロケット11号機(H-IIA・F11)を発射方位角97度で打ち上げました。
 11号機は正常に飛行し、打上げ約27分35秒後に「きく8号」を分離したことを確認しました。

 また、「きく8号」からの信号を、サンチャゴ局にて16時27分に受信し、テレメトリデータにより太陽電池パドルの展開を確認しました。


 今回のH-IIA・F11打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。



H-IIAロケット11号機 打上げシーケンス(速報)


イベント実測値(速報)(注1) 予測値(注2)
(実測データ等に基づく予測値)
1. リフトオフ

2. 固体ロケットブースタ(SRB-A)燃焼終了

3. 固体ロケットブースタ(SRB-A)第1ペア分離

4. 固体ロケットブースタ(SRB-A)第2ペア分離

5. 衛星フェアリング分離

6. 第1段主エンジン燃焼停止

7. 第1段、第2段分離

8. 第2段エンジン第1回推力立ち上がり

9. 第2段エンジン第1回燃焼停止

10. 第2段エンジン第2回推力立ち上がり

11. 第2段エンジン第2回燃焼停止

12. 衛星分離

0秒

1分50秒

2分5秒

2分8秒

4分3秒

6分39秒

6分47秒

6分57秒

11分49秒

23分0秒

26分46秒

27分35秒

0分0秒

1分52秒

2分7秒

2分10秒

4分5秒

6分39秒

6分47秒

6分57秒

11分54秒

23分04秒

26分45秒

27分35秒



(注1) 詳細データ評価前の速報値

(注2) 11号機に搭載されているエンジン固有の推力特性等の実測データに基づき最新化した値であるため、「打上げ計画書」に記載されている飛行計画値と若干異なる。


宇宙航空研究開発機構 広報部
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種子島宇宙センター 管理課広報渉外係
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