プレスリリース

プリント

技術試験衛星VIII型「きく8号」の飛行状況について

平成18年12月18日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成18年12月18日15時32分(日本時間)に種子島宇宙センターから打ち上げられた技術試験衛星VIII型「きく8号」の太陽電池パドルの展開及び太陽捕捉が、チリのサンチァゴ局及びカナリア諸島(スペイン領)のマスパロマス局で受信したテレメトリデータ及びカメラ画像により正常に行われたことを確認しました。現在、衛星の状態は正常であり、作業は順調に進んでいます。

 なお、太陽電池パドル展開画像を別添に示します。


(次回のお知らせ予定)
次回は、「きく8号」の軌道計算結果と第1回アポジエンジン噴射予定について、以下のカウントダウンホームページにて、12月19日 午前4時頃にお知らせする予定です。
http://www.jaxa.jp/countdown/f11/index_j.html



<太陽電池パドル展開画像>





〈北面パドル〉 〈南面パドル〉

上記の画像データ及びテレメトリデータの発生電力から、展開が正常に行われたことを確認しました。
(注1) 4枚の太陽電池パネルが展開され、一直線となっている。
(注2) 2つに折りたたまれていたブーム部が展開され、一直線となっている。


宇宙航空研究開発機構 広報部
TEL:03-6266-6413〜6417
FAX:03-6266-6910

宇宙航空研究開発機構 筑波宇宙センター 管理室 広報係
〒305-8505 茨城県つくば市千現2-1-1
Tel.029-868-4277,4279,4280 Fax. 029-868-5966