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技術試験衛星VIII型「きく8号」のクリティカルフェーズの終了について

平成18年12月27日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成18年12月27日4時14分(日本時間)に技術試験衛星VIII型「きく8号」の姿勢制御を定常モードへ移行し、全ての状態が正常であることを確認しました。
 これにより同衛星の運用は、クリティカルフェーズを終了し、初期機能確認フェーズへ移行します。

 初期機能確認フェーズでは、現在のドリフト軌道から静止軌道(東経約146度)への軌道調整を約2週間かけて行うと共に、「きく8号」の共同開発機関である情報通信研究機構(NICT)及び日本電信電話株式会社(NTT)と協力して搭載機器等のチェックアウトを約3.5ヶ月間行う予定です。

 今回の「きく8号」の打上げ及び追跡管制にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。



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