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技術試験衛星VIII型(ETS-VIII:きく8号)通信系ミッション機器の異常について

平成19年2月2日

情報通信研究機構

 情報通信研究機構(NICT: 理事長 長尾 真)及び宇宙航空研究開発機構(JAXA:理事長 立川 敬二)は、技術試験衛星VIII型(ETS-VIII:きく8号)通信系ミッション機器の電源投入試験を共同で実施しておりましたが、平成19年1月30日11時08分頃(日本時間)、同機器の低雑音増幅器(LNA)(NICT担当)に電源投入したところ、異常な動作が見られました。

 この状況を踏まえ、本日、NICTは、「きく8号対策本部」(本部長:長尾 真 理事長)を設置するとともに、NICT及びJAXAは原因の究明及び対策を検討するための「きく8号通信系ミッション機器不具合原因究明合同チーム」(チーム長 NICT大森 慎吾 理事)を設置しました。

 これまで得られているテレメトリデータや、打ち上げ前の地上試験データ等を基に、原因究明、対策等を進めてまいります。
 



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