プレスリリース

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陸域観測技術衛星「だいち」画像データを活用した
世界寺子屋運動支援について

平成19年3月8日

宇宙航空研究開発機構
社団法人 日本ユネスコ協会連盟
財団法人 リモート・センシング技術センター

 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、社団法人日本ユネスコ協会連盟、財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)は、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)ミッションキャンペーンの一環で実施する世界寺子屋運動支援の第1弾として、平成19年2月28日(現地時間)、アフガニスタン・イスラム共和国パルワン県センジット・ダラ郡センジッド・ダラ村の寺子屋(学びの場)に「だいち」が撮影した「宇宙から見た学校」周辺のポスター及び小冊子を贈呈しました。

 同支援は、(社)日本ユネスコ協会連盟(東京都渋谷区 会長 松田昌士)が推進するアジア地域を中心とした世界寺子屋運動の支援地に対し、「だいち」による画像ポスターなどの教材を提供し、現地の村人が地球の中での故郷の位置を知り、共に生きる地球社会への意識を育むことを通じて平和構築に貢献するものです。

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)、(社)日本ユネスコ協会連盟、(財)リモート・センシング技術センターは、今後も引き続き「だいち」による寺子屋教材支援を通じてアジアの平和と安定の基盤作りに貢献する予定です。

 なお、今回のポスターと小冊子の提供にあたっては、同キャンペーンに参画しているセイコーエプソン株式会社(長野県諏訪市 代表取締役社長 花岡清二)のご協力を得て実施しています。

 また、ポスターと小冊子のデザインについては、(社)日本ユネスコ協会連盟の世界寺子屋運動を支援している株式会社電通(東京都港区 代表取締役社長 俣木盾夫)のご協力を得ました。



以上




※世界寺子屋運動とは・・・世界には、働かなければならなかったり学校が近くになかったりして、学校に行けない子どもが、9,900万人もいます。そして学校に行けずに大人になり、文字の読み書きができない人が7億8,100万人もいます。世界寺子屋運動は、このような子どもたちや大人が「学びの場=寺子屋」で読み書きや算数を学べるように、教育の機会を提供する運動です。

(添付資料)
(1)寺子屋に提供するポスター(PDF 1.06MB)
(2)寺子屋での贈呈の様子(写真データ)
(3)(社)日本ユネスコ協会連盟/世界寺子屋運動支援枠組みについて
(4)世界寺子屋運動概要及び今後の支援対象地域について
(5)産業界と連携・協力した「だいち」ミッションキャンペーンについて
(6)(社)日本ユネスコ協会連盟/世界寺子屋運動支援におけるRESTECの役割

問い合わせ先:
宇宙航空研究開発機構 広報部
〒100-8260 東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング Tel. 03-6266-6413〜6 Fax. 03-6266-6910

社団法人 日本ユネスコ協会連盟 教育文化事業部
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-3-1 朝日生命恵比寿ビル12階 Tel. 03-5424-1121 Fax. 03-5424-1126

財団法人 リモート・センシング技術センター 利用推進部
〒106-0032東京都港区六本木1丁目9-9六本木ファーストビル12階 Tel. 03-5561-9777 Fax. 03-5574-8515





















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TEL:03-6266-6413〜6417
FAX:03-6266-6910