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ロシア・ソユーズ宇宙船(13S)の帰還について

平成19年4月21日

宇宙航空研究開発機構

 ロシア連邦宇宙局(FSA)によれば、昨年9月から国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在していた第14次搭乗員2名、及び宇宙旅行者のチャールズ・シモニー氏を乗せたソユーズ宇宙船(13S)が、以下のとおり無事帰還しましたので、お知らせいたします。
 なお、JAXAのタンパク質結晶生成実験装置も搭乗員と共に帰還しました。

着陸日時: 日本時間4月21日(土) 午後9時31分
(カザフスタン時間 4月21日(土) 午後6時31分)
着陸場所: カザフスタン共和国
帰還した第14次搭乗員
(宇宙滞在期間 約215日):
マイケル・ロペズーアレグリア(NASA)
ミハイル・チューリン(FSA)


備考1: 今回帰還したタンパク質結晶生成実験装置は、平成19年1月18日にプログレス補給船(24P)にて打ち上げられたもので、20種類のタンパク質の結晶生成実験を行いました。
備考2: ソユーズ宇宙船は軌道上での運用寿命があるため、定期的に新しいソユーズ宇宙船と交換する必要があります。今回着陸に使用したソユーズ宇宙船(13S)は、昨年9月に第14次搭乗員をISSに運び、軌道上に待機していた宇宙船です。


参考リンク:
国際宇宙ステーションのクルー交代/ソユーズ宇宙船交換ミッション(14S)
http://iss.sfo.jaxa.jp/iss/14s/index.html

ロシアサービスモジュールを利用したタンパク質結晶生成実験の第1回目の実施について
http://www.jaxa.jp/press/2007/01/20070117_sac_protein_j.html



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