ロシア連邦宇宙局(FSA)と米国航空宇宙局(NASA)によれば、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する第16次搭乗員2名を乗せたソユーズ宇宙船(15S)を、以下のとおり打上げ予定ですので、お知らせいたします。なお、第16次搭乗員は、ISSに約6ヶ月間滞在する予定です。
打上げ予定日時: |
10月10日(水) 22時22分(日本時間)
10月10日(水) 19時22分(バイコヌール時間) |
打上げ場所: |
カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地 |
第16次搭乗員: |
ペギー・ウィットソン(NASA)
ユーリ・マレンチェンコ(FSA) |
また、2007年4月からISSに滞在していた第15次搭乗員2名は、これまでISSにドッキングしていたソユーズ宇宙船(14S)で、以下のとおり帰還する予定です。
着陸予定日時: |
10月21日(日) 19時37分(日本時間)
10月21日(日) 16時37分(バイコヌール時間) |
着陸場所: |
カザフスタン共和国 |
第15次搭乗員: |
フョードル・ユールチキン(FSA)
オレッグ・コトフ(FSA) |
なお今回は、初のマレーシア人宇宙飛行士となるシェイク・ムザファ・シュコア氏が15Sに搭乗し、ISSに9日間滞在した後、14Sで帰還する予定です。
シュコア宇宙飛行士は、JAXAが開発した個人被ばく線量計Crew PADLES (クルーパドレス)をJAXAとマレーシア宇宙庁との協力協定に基づき携帯し、飛行中の被ばく線量計測を行う予定です。
備考:ソユーズ宇宙船は、軌道上での運用寿命があるため、定期的に交換する必要があります。
参考リンク:国際宇宙ステーションのクルー交代/ソユーズ宇宙船交換ミッション(15S)
http://iss.jaxa.jp/iss/15s/index.html
PADLES (Passive Dosimeter for Life Science Experiments in Space):ライフサイエンス宇宙実験のための受動積算型宇宙放射線計測装置
http://iss.jaxa.jp/kibo/kibomefc/srpds/index.html