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ロシア・ソユーズ宇宙船(15S)の打上げについて

平成19年10月11日

宇宙航空研究開発機構

 ロシア連邦宇宙局(FSA)は、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する第16次搭乗員2名を乗せたソユーズ宇宙船(15S)を、以下のとおり打ち上げましたので、お知らせいたします。

打上げ日時: 10月10日(水)  22時22分(日本時間)
10月10日(水)  19時22分(バイコヌール時間)
打上げ場所: バイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)
ドッキング予定日時: 10月12日(金) 23時52分(日本時間)
10月12日(金) 18時52分(モスクワ夏時間)
第16次搭乗員(ISSに約6ヶ月間滞在): ペギー・ウィットソン(NASA)
ユーリ・マレンチェンコ(FSA)


 なお今回は、初のマレーシア人宇宙飛行士となるシェイク・ムザファ・シュコア氏が15Sに搭乗し、ISSに9日間滞在した後、14Sで帰還する予定です。
 シュコア宇宙飛行士は、JAXAが開発した個人被ばく線量計Crew PADLES (クルーパドレス)をJAXAとマレーシア宇宙庁との協力協定に基づき携帯し、飛行中の被ばく線量計測を行う予定です。

 備考:ソユーズ宇宙船は、軌道上での運用寿命があるため、定期的に交換する必要があります。

 参考リンク:
 国際宇宙ステーションのクルー交代/ソユーズ宇宙船交換ミッション(15S)
 http://iss.jaxa.jp/iss/15s/index.html
 PADLES (Passive Dosimeter for Life Science Experiments in Space):
 ライフサイエンス宇宙実験のための受動積算型宇宙放射線計測装置
 http://iss.jaxa.jp/kibo/kibomefc/srpds/index.html