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超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)の
マルチビームアンテナ(MBA)の展開結果について

平成20年3月1日

宇宙航空研究開発機構

 超高速インターネット衛星「きずな」に搭載されているマルチビームアンテナ(MBA)の展開を、平成20年3月1日12時47分頃(日本時間)から、沖縄局からのコマンドにより実施しました。
 衛星からのテレメトリデータ及び搭載カメラの画像により、同アンテナが正常に展開されたことを確認しました。
 衛星から得られたマルチビームアンテナ(MBA)の展開画像を別添に示します。

 なお、現在、衛星の状態は正常です。

 今後、衛星は、姿勢制御を定常制御モードに移行し、クリティカル運用期間から初期機能確認運用期間へ移行する予定です。
 初期機能確認運用期間への移行については、3月1日22時30分(日本時間)頃に発表を予定しています。


(補足)

・クリティカル運用期間: 打上げ段階を含み、ロケットから衛星分離後の太陽電池パドル展開、マルチビームアンテナ(MBA)の展開等を実施した後、姿勢制御系が定常状態に移行し、初期機能確認の準備が整うまでの期間。



別添

< マルチビームアンテナ(MBA)の展開画像 >





<MBA展開前の画像>
※画像をクリックすると大きな画像になります。