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「宇宙からの気候変動の観測に関する第2回セミナー」の開催について

平成20年9月10日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、このたび、世界の宇宙機関の代表が東京に集まり、衛星による地球観測計画について協議するのを機に、宇宙からの地球観測の最新状況について報告し、宇宙機関の気候変動への取り組みと全球地球観測システム(GEOSS)構築の加速のための具体的な行動計画について議論することを目的として、標記セミナーを下記のとおり開催いたします。

1. セミナー名 宇宙からの気候変動の観測に関する第2回セミナー
“The 2nd Seminar on Space-based Earth Observations for Climate Change”

2. 日時 平成20年9月18日(木)14:00〜17:30

3. 開催場所 東京国際交流館 国際交流会議場
(〒135-8630 東京都江東区青海2-79)
http://www.tiec.jasso.go.jp/info/map.html

4. プログラム 別紙参照(同時通訳あり)

5. 関係機関 主催:JAXA
後援:文部科学省(予定)

6. 参加申し込み 下記URLの申し込みフォームより、インターネットでお申し込みいただけます。
会場の都合等がございますので、事前の参加登録をお願いいたします。
インターネットによる登録:
URL:http://www.prime-intl.co.jp/eo_seminar2/registration.html

7.セミナーの経緯(ご参考)
 2008年4月18日に、米国ワシントンDCにおいて、JAXAは、米国航空宇宙局(NASA)、米国海洋大気庁(NOAA)、米国科学アカデミー(NAS)とともに気候変動のための第1回地球観測セミナーを開催、JAXAからGEOSS構築の加速に向けた提案を行いました。7月にはG8洞爺湖サミットにおいて、GEOSSに関する取組みの加速がサミット宣言文に盛り込まれました。そして9月16日〜18日、世界の宇宙機関の代表が集まり、地球観測衛星計画に関する国際調整を行うための第22回CEOS戦略実施チーム会合が東京で開催されるのを機に、G8サミットで合意された全球地球観測システム(GEOSS)の加速をテーマに第2回セミナーを開催するものです。



別紙

「宇宙からの気候変動の観測に関する第2回セミナー」プログラム(予定)


時間日程講演者等(敬称略)
14:00-14:05 開会挨拶 文部科学省
14:05-14:20 紹介と第1回地球観測セミナー報告 堀川 康
 JAXA 理事
14:20-14:35 気候分野におけるGEOSSの進捗について アシャシェ
 GEO(地球観測に関する政府間会合)
 事務局長
14:35-14:50 気候観測の現状と計画 ボジンスキー
 GCOS(全球気候観測システム)
 事務局科学担当官
14:50-15:05 優先分野におけるGEOSSの加速のための具体的アクション
 a. GEOSS10年実施計画とGCOS実施計画へのCEOSの対応
キクザ
 NOAA(米国海洋大気庁)
 環境衛星データ情報サービス局長
15:05-15:25  b. 気候と水の優先分野におけるGEOSS実施の加速への宇宙機関の貢献
 i. 温室効果ガスの全球モニタリングへの宇宙機関の貢献
浜崎 敬
 JAXA
 GOSATプロジェクトチーム
 プロジェクトマネージャ
15:25-15:45 休憩
15:45-16:05  ii. 環境モニタリング、理解と予測への宇宙機関の貢献 フレイリック
 NASA(米国航空宇宙局)
 地球観測部長
16:05-16:25  iii. 気候必須変数(ECV)への宇宙機関の貢献 ブリッグス
 ESA(欧州宇宙機関)
 地球科学応用部長
16:25-17:25 パネルディスカッションと結論
 ・GEOSS実施の加速
 ・気候観測要求に応えるための方策
 ・CEOS及びGEOを通じた組織的コミットメント
司会:ブリッグス
 ESA(欧州宇宙機関)
 地球科学応用部長
パネリスト:上記講演者
17:25-17:30 閉会  

※プログラムは、都合により変更されることがあります