プレスリリース

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慶應義塾創立150 年記念 宇宙飛行士 星出彰彦氏講演会
「Design the Future ―宇宙、そして未来へ―」を開催(10/13)
〜日本・アジア3 カ国の中高生と同時中継で「夢」をつなぐ国際交流〜

平成20年9月17日

宇宙航空研究開発機構
慶應義塾

 慶應義塾は、2008 年日本の近代総合学塾として初めて創立150 年を迎えました。
慶應義塾創立150 年と本学卒業生である星出彰彦宇宙飛行士の宇宙飛行と帰還を記念し、宇宙航空研究開発機構と共催で、慶應義塾日吉キャンパス協生館にて10 月13 日に、中高生を対象に「宇宙飛行士 星出彰彦氏講演会Design the Future−宇宙、そして未来へ−」を開催します。
 講演会では、実際の宇宙での体験や「宇宙飛行士になりたい」という夢を抱き、挑戦、そして実現した星出氏の思いや、自らの夢に挑戦する大切さを伝えます。また後半のパネルディスカッションでは、「未来への先導(Design the Future)」という創立150 年記念事業のテーマを掲げる慶應義塾の宇宙分野への取り組みや、未来への取り組みを紹介しながら、安西祐一郎慶應義塾長と星出彰彦宇宙飛行士が「未来」への「夢」を現実にするために、今、何が必要かを会場の中高生とともに考えます。また、当日は慶應義塾のネットワークを活用して、東南アジア3 カ国(インドネシア・マレーシア・タイを予定)の中高生とライブで結び、講演会の模様を配信しながら双方向のディスカッションを行います。グローバル時代に生きるアジア各国の中高生の国境を超えた活発な質疑も期待されます。
 つきましては、イベント欄へのご掲載のほどよろしくお願いいたします。

開催概要
1. 開催日時: 2008 年10 月13 日(月・祝)
14:30 開会(13:30 開場) 16:30 終了予定
2. 開催会場: 慶應義塾日吉キャンパス 協生館 藤原洋記念ホール
(〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1)
東急東横線、東急目黒線 横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅下車(徒歩1 分)
交通アクセス http://www.keio.ac.jp/access.html
3. 対 象: 中高生及び保護者(一般の方も参加できます。)定員500 名(入場無料)
4. 申し込み: ホームページからのみ参加申込受付 http://keio150.jp/index.html
(締切は9月29日(月)となっています。)
5. 主催: 宇宙航空研究開発機構(JAXA)・慶應義塾

*プログラムは別紙をご覧ください。

【本発表資料のお問い合わせ先】
慶應義塾広報室 森口・兒玉
TEL: 03-5427-1541 FAX: 03-5441-7640 E-mail: m-koho@adst.keio.ac.jp URL: http://www.keio.ac.jp/



別紙

プログラム
慶應義塾創立150 年記念 宇宙飛行士 星出彰彦氏講演会
「Design the Future−宇宙、そして未来へ−」

日時:2008年10月13日(月・祝)14:30〜16:30(13:30開場)
開催会場:慶應義塾日吉キャンパス 協生館 藤原洋記念ホール

* プログラム: 使用言語日本語 (中継先にて現地語に逐次通訳を行う)
14:30〜14:35 アジア各地のライブ中継ポイント紹介
インドネシア
マレーシア
タイ
14:35〜14:40 挨拶:慶應義塾長 安西祐一郎
14:40〜15:00 星出彰彦さんと一緒に宇宙に行った
「独立自尊」の書(レプリカ)・アルミ製そろばん返還式(予定)
15:00〜15:30 基調講演「宇宙飛行士の挑戦」
星出 彰彦 ( 宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部 宇宙飛行士)
15:30〜16:30 パネルディスカッション(アジア3 カ国の学生とライブ中継)
安西 祐一郎 (慶應義塾長)
星出 彰彦 (宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部 宇宙飛行士)
<モデレーター>小林 秀明 (慶應義塾女子高等学校教諭)
16:30 終了予定


講演者紹介
星出彰彦(ほしで あきひこ)
1968 年 東京都出身
1988 年4 月 慶應義塾大学 理工学部入学
学生時代は理工学部ラグビー部に所属(ポジション:スクラムハーフ)
1992 年3 月 慶應義塾大学 理工学部 機械工学科卒業
1992 年4 月〜 宇宙航空研究開発機構(JAXA)(当時:宇宙開発事業団)に勤務
1997 年12月 UNIVERSITY OF HOUSTON CULLEN COLLEGE OF ENGINEERING 航空宇宙工学修士課程修了
1999 年2 月 宇宙飛行士に選抜される
2001 年1 月 基礎訓練を経過後、正式に宇宙飛行士と認定される
2006 年2 月 搭乗運用技術者:ミッションスペシャリスト(MS)にNASAから認定
2007 年3 月 「きぼう」日本実験棟の打上げ3 便のうち2 便目(船内実験室、ロボットアーム打上げ)のスペースシャトル搭乗が決定
2008 年6 月1 日 6 時2 分(日本時間) スペースシャトル「ディスカバリー号」にて宇宙へ
2008 年6 月15 日0 時15 分(日本時間) 帰還