プレスリリース

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第29回宇宙ステーション利用計画ワークショップ
 〜「きぼう」利用が始まった〜
の開催について

平成20年11月6日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構では、第29回宇宙ステーション利用計画ワークショップを下記のとおり開催致します。
 「きぼう」日本実験棟は、今年3月及び6月にスペースシャトルで打ち上げられ、8月から船内実験室での利用実験を開始しました。本ワークショップでは、実際の宇宙実験の模様を紹介するとともに、来年の「きぼう」組立てミッション完了後に行われる宇宙実験の計画を研究者から紹介していただき、今後の「きぼう」利用について、研究者をはじめ多くの方々に理解と興味を深めていただくことを目的としております。
 今回のワークショップでは、「きぼう」の組立て状況や実験結果の速報をハイビジョン映像で紹介する他、今後期待される科学成果や日常生活に密接した利用成果を紹介するプログラムや、宇宙医学研究がどのように地上の生活で役立てられようとしているかをテーマとした対談を予定しております。



  1. 日時:平成20年12月8日(月) 10:30〜17:05(予定)
  2. 開催場所:(別紙1参照)
    一橋記念講堂 (東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター2F)
  3. プログラム:(別紙2参照)
  4. 参加に関して:
    参加費:無料
    定員:約550名(事前申込み制)
    使用言語:日本語(英語同時通訳)
    参加に関する問合せ先:(財)日本宇宙フォーラム(担当:小林/羽生田)
      TEL:(03)5200-1302  E-mail:kibo@jsforum.or.jp
        参加申し込み先URL:http://www.jsforum.or.jp/sympo/kibows/
      ※当日の参加申し込みもできますが、受付混雑緩和のため、事前の申し込みにご協力をお願い致します。
  5. 主催・共催等
    主催:宇宙航空研究開発機構
    共催:文部科学省
    後援:総務省
    協賛:(社)応用物理学会、(社)化学工学会、(社)計測自動制御学会、(社)高温学会、(社)高分子学会、独立行政法人 情報通信研究機構、(社)精密工学会、炭素材料学会、(社)低温工学協会、(社)電気化学会、(社)電気学会、(社)電子情報通信学会、日本宇宙生物科学会、(社)日本エネルギー学会、(社)日本化学会、(社)日本機械学会、(社)日本金属学会、(社)日本経済団体連合会、日本結晶学会、日本結晶成長学会、(社)日本高圧力技術協会、(社)日本航空宇宙学会、日本骨代謝学会、日本細胞生物学会、日本材料科学会、(社)日本材料学会、(社)日本実験動物学会、日本植物学会、(社)日本鉄鋼協会、日本電気泳動学会、日本動物学会、日本熱物性学会、日本発生生物学会、(社)日本物理学会、日本分子生物学会、日本放射線影響学会、日本マイクログラビティ応用学会、(社)日本薬学会、(社)日本ロボット学会、バイオメカニズム学会 <五十音順>(予定含む)



別紙1

会場案内図
学術総合センター
(2階 一橋記念講堂)


【交通のご案内】
●東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄三田線、都営地下鉄新宿線・神保町駅下車 A8出口から徒歩3分
●東京メトロ東西線・竹橋駅下車 1B出口から徒歩4分


一橋記念講堂
(東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター2F)


別紙2

第29回宇宙ステーション利用計画ワークショップ プログラム

 タイトル
10:30〜10:40 開会挨拶
 田中 正朗(文部科学省大臣官房審議官(研究開発局担当))
 白木 邦明(宇宙航空研究開発機構 理事)
10:40〜10:50 【プログラム1:さぁ、「きぼう」で実験が始まった!】
 「きぼう」組み立て開始、実験結果速報、当面の実験計画を映像を交えて紹介
10:50〜11:20 【プログラム2:特別講演 ISSから見える宇宙・地球・人間】
 海部 宣男(前 国立天文台台長)
11:20〜12:30 【プログラム3:まもなく完成!「きぼう」
〜船外実験プラットフォームから見える新たな未来〜】
(1)MAXIで解き明かす激動宇宙の姿
 牧島 一夫(理化学研究所 宇宙放射線研究室 主任研究員)
(2)今SMILESに何が期待されているか?
 秋元 肇
 (海洋研究開発機構 大気組成変動予測研究プログラムディレクター)
(3)日本ユニークな船外実験の未来
 田中 哲夫(宇宙航空研究開発機構 宇宙環境利用センター長)
  昼食 (12:30-13:45)
13:45〜15:30 【プログラム4:私たちの生活と「きぼう」の利用】
(1)欧州におけるISSの産業利用(仮) (欧州宇宙機関)
(2)宇宙環境を利用した蛋白質実験がもたらすもの
  −エネルギー・環境問題の解決に向けた新規機能性蛋白質開発の試み−
 伊中 浩治(株式会社 丸和栄養食品 代表取締役・大阪大学 客員教授)
(3)社会は何を求めているのか? −「きぼう」の利用に向けた社会の期待−
 浅島 誠(東京大学 副学長)
  休憩・パネル展示解説(15:30-16:00)
16:00〜17:00 【プログラム5:宇宙医学から地上の生活へ】
 松本 俊夫(徳島大学 教授)×大川 匡子(滋賀医科大 教授)
 司会:田中 一成(宇宙航空研究開発機構 宇宙医学生物学研究室)
17:00〜17:05 閉会挨拶
鈴木薫(宇宙航空研究開発機構 執行役)

司会:阪本成一(宇宙航空研究開発機構 教授)


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