プレスリリース

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H-IIBロケット第1段実機型タンクステージ燃焼試験
(CFT)第1回目燃焼試験日について

平成21年3月30日

宇宙航空研究開発機構
三菱重工業株式会社

 宇宙航空研究開発機構および三菱重工業株式会社は、種子島宇宙センターにおいて、平成21年3月27日に実施する予定としておりましたCFT第1回目燃焼試験を、試験当日に発生した冷却水供給異常事象により延期しておりましたが、原因究明の結果、移動発射台に冷却水を供給する供給元弁(手動弁)が閉となっていたことが原因であることが判明いたしました。
 第1回目燃焼試験の実施に向けて、冷却水設備単独での確認試験を実施し、健全性が確認できましたので、新たな試験日を平成21年4月1日と決定いたしました。

※ロケットのエンジンの燃焼から、設備及び周辺を保護するための冷却水が注水及び散水されない事象



・第1回燃焼試験
1.試験実施日 平成21年4月1日(水)
2.試験秒時 10秒
3.試験場所 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
4.試験目的 (1)実機型タンクを用いた第1段推進系システム等の総合確認
(2)コア機体および設備のインタフェース確認


なお、天候や作業進捗状況によって試験実施日を変更することがあります。