宇宙航空研究開発機構
宇宙航空研究開発機構では、循環機能や皮膚の遠隔診断技術を向上させ、遠隔地での医療や在宅医療の充実に役立てることを目的として、「軌道上における簡易型生体機能モニター装置の検証」を行っています。
4月3日に、国際宇宙ステーションに長期滞在中の若田宇宙飛行士により、ホルター心電計を用いた生体機能モニターデータ及びハイビジョンカメラによる映像データ(電極装着状況、電極の皮膚への影響、肌の色など)の取得が行われましたのでお知らせいたします。
今後、取得されたこれらのデータを解析し、ホルター心電計による計測技術や遠隔診断技術の技術検証を行っていく計画です。なお、今後の予定として、飛行中に1回、飛行後に1回、詳細な解析・評価に必要なデータの取得を行う予定です。