プレスリリース

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「きぼう」衛星間通信システム(ICS)による
「きぼう」日本実験棟と筑波宇宙センター間の通信成功について

平成21年8月21日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成21年8月21日 12:11(日本時間)に、JAXAのデータ中継技術衛星「こだま」(DRTS: Data Relay Test Satellite)を経由して、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟 船外実験プラットフォームに設置されている衛星間通信システム(ICS: Inter-orbit Communication System)による「きぼう」日本実験棟と筑波宇宙センター 「きぼう」運用管制室との試験通信(「きぼう」からの試験画像ダウンリンク)に成功しましたのでお知らせいたします。
 なお、これにより、ISSとの直接通信が可能な国として、米国、ロシアと共に、日本が新たに加わることになりました。


図-1 ICS経由でダウンリンクされた試験画像

 この画像は、ICSによる通信確認試験のため、ISSの「きぼう」船内実験室に搭載されているカメラで撮影されたものです。真ん中に映っている機器が「きぼう」船外実験プラットフォームに設置されているICS機器であり、このアンテナから映像データをデータ中継技術衛星「こだま」に送信しています。


参考リンク:より詳細につきましては、次のインターネットアドレスをご覧ください。
  「きぼう」日本実験棟   http://kibo.jaxa.jp/index.html
  衛星間通信システム(ICS)   http://kibo.jaxa.jp/about/kibo/ics/