プレスリリース

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超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)による
「宇宙から メリークリスマス。」
メール配信の実施結果について

平成21年12月25日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は、超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)のネットワーク応用実験の一環として、一般広報・利用促進等を目的としたクリスマスメール配信を実施しました。
 本イベントは、「きずな」を経由させるメールの送受信を一般参加型とすることで、「きずな」ミッションに対する、より一層の理解を深めていただくことを目的としておりましたが、以下のように非常に多くの方々にご参加をいただきました。JAXAでは今後もこのようなメール配信イベントを実施していく予定です。
※ネットワーク応用実験とは、実証済みの技術による広報・普及等を目的とした実験のこと。

1. 実施内容

  1. クリスマスのメッセージメールを送りたい家族・友人等のメールアドレスの登録受付をしました。
  2. 期間中に登録いただいた各配信先のアドレスはいったんJAXA内のサーバにて保存し、平成21年12月24日に筑波宇宙センターから「きずな」へ向けて送信しました。「きずな」へのメール送信は、JAXA筑波宇宙センターに設置した直径1mの小型地球局(アンテナ)から行い、「きずな」で中継後、もう一方の同じ型の小型地球局(アンテナ)で受信され、JAXAネットワークのメールサーバを経由して、各配信先に送られました。
2. 登録期間  平成21年11月27日(金)14時〜平成21年12月18日(金)17時まで

3. メール配信日 平成21年12月24日(木)

4. 送信メール総数  79,280通(参考:昨年度(平成20年度):79,240通)

5.その他
  1. 「きずな」による伝送はすべて完了したものの、送信後、「あて先不明」などで不達となって戻ってきたメールが約9,000通ありました。
  2. 配信先となっている携帯メールの受信設定によっては自動的にフィルターがかけられ、JAXAからのメールを受信していないケースも 想定されます。