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金星探査機「あかつき」の初期運用結果について

平成22年5月21日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(ISAS/JAXA)は、平成22年5月21日午前6時58分22秒(日本標準時、以下同)に種子島宇宙センターからH-IIAロケット17号機(H-IIA・F17)によって打ち上げられた金星探査機「あかつき」からの電波を、同16時40分に内之浦宇宙空間観測所において受信し、太陽電池パネルの展開、太陽捕捉制御など一連のシーケンスが正常に行われたことを確認しました。
 現在、探査機の状態は正常です。

 今後、搭載機器の機能確認、姿勢軌道制御を行いつつ、12月初旬の金星周回軌道への投入準備を進めます。

 今回の「あかつき」の打上げ及び追跡管制にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。