宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成22年9月11日20時17分(日本時間、以下同様)に種子島宇宙センターから打ち上げた準天頂衛星初号機「みちびき」からの測位信号送信開始に先立ち、市販GPS受信機の準天頂衛星システム対応支援の制度を開始します。
本支援制度は、カーナビや、携帯電話で採用されている一般のGPS受信機を準天頂衛星システムの測位信号を受信、処理できるように改修、新規開発する受信機/チップメーカーを技術的に支援する制度です。
【支援制度の内容】
- JAXAが所有する信号シミュレータの貸与またはRFレコーダを用いた信号記録
- JAXAモニタ実験局でのみちびき観測データの提供
- みちびきからの信号受信評価の共同実施 等 ※直接資金的な支援を行うものではなく、受信機/チップメーカーの自主的な開発を側面からサポートする制度です。
【支援制度の期間】
2010年10月12日〜2012年3月31日
【支援制度への応募方法】
本支援制度の活用を希望される受信機メーカーの方々は、JAXA宇宙利用ミッション本部ウェブサイトから申し込みフォームをダウンロードいただき、お申し込みください。JAXAからの承諾書の発出をもって支援を開始します。
本件の詳細は、以下のホームページに掲載しています。
http://www.satnavi.jaxa.jp/project/qzss/news/2010/qz-support.html
お問い合わせ先:
宇宙航空研究開発機構
宇宙利用ミッション本部 衛星利用推進センター
館下・若林 Tel:050-3362-3361,3558