三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターからの情報収集衛星レーダ3号機/H-IIAロケット20号機(H-IIA・F20)の打上げを平成23年12月11日(日)に予定しておりましたが、打上げ時間帯にかけて射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲(別紙参照)の発生が予想されることから、打上げを12月12日(月)以降に延期いたします。
今後、天候状況等を踏まえ、打上げ日について判断していきます。新たな打上げ日については、決定し次第お知らせいたします。
別紙
<雷に係る制約条件>
(1)ノミナル飛行経路から 20km以内に発雷が検知された場合、30分間は発射してはならない。
ただし、発射時にノミナル飛行経路から 20km以内に雷雲、積雲及びかなとこ雲がない場合はこの限りではない。
(2)発射時15分間は、射点近傍の地表電界強度が -2kV/m以上、+2kV/m以下の範囲にあること。
(3)射点を中心として半径10km以内に雷雲のないこと。
(4)ノミナル飛行経路が以下を通過する場合には発射を行わないこと。
(a)雷雲、積乱雲及びかなとこ雲から 20km以内
(b)氷結層を含み、鉛直の厚さが1.8km以上の雲
(c)雲頂高度3km以上の雲を伴う寒冷前線やスコールライン