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国際宇宙ステーション第32/33次長期滞在クルー星出宇宙飛行士搭乗の
ソユーズ宇宙船(31S/TMA-05M)の打上げについて

平成24年7月15日

宇宙航空研究開発機構

 ロシア連邦宇宙局(FSA)は、星出宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船を、以下のとおり打ち上げ、所定の軌道に投入しましたのでお知らせします。

打上げ日時: 平成24年7月15日(日) 11時40分(日本時間)
平成24年7月15日(日)  8時40分(カザフスタン時間)
打上げ場所: バイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)
国際宇宙ステーションとのドッキング予定日時:
  平成24年7月17日(火)  13時50分(日本時間)
平成24年7月17日(火)   8時50分(モスクワ標準時間)
搭乗員: ユーリ・マレンチェンコ (FSA)
サニータ・ウィリアムズ(NASA)
星出 彰彦(JAXA)

参考リンク:より詳細につきましては、次のインターネットアドレスをご覧ください。

http://iss.jaxa.jp/iss/31s/
http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/hoshide/
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/main/index.html



宇宙航空研究開発機構 理事長談話

星出宇宙飛行士搭乗のソユーズ宇宙船(31S/TMA-05M)の打上げについて


 本日、星出宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船が、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、所定の軌道に投入されました。この度の打上げの成功を誠に喜ばしく思います。

 星出宇宙飛行士は、第32次/第33次長期滞在クルーとして、約4ヶ月の間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在し、これまでの訓練の成果を遺憾なく発揮し、その責務を全うしてくれるものと確信しております。

 また、わずか一週間後には星出宇宙飛行士を追いかけるように、種子島から宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)を打ち上げる予定です。星出宇宙飛行士は「こうのとり」のISSへの結合作業に携わるほか、様々な科学実験やISS機器のメンテナンス、さらに日本人初となるISS長期滞在時の船外活動に取り組む予定となっており、その活躍を期待しております。

 この度の星出宇宙飛行士のISS長期滞在に際しまして、これまで多くのご協力、ご支援をいただきましたアメリカ航空宇宙局(NASA)、ロシア連邦宇宙局(FSA)をはじめとする国内外の関係機関の皆様方及び国民の皆様に心からお礼を申し上げますとともに、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 星出宇宙飛行士がISSでの任務を全うし、無事に帰還することを心より願っております。

平成24年7月15日
宇宙航空研究開発機構
理事長 立川 敬二